- 2024/01/09 掲載
実質消費支出、11月は前年比2.9%減 季調済み前月比でもマイナス
[東京 9日 ロイター] - 総務省が9日発表した11月の家計調査によると、2人以上の世帯の実質消費支出は前年同月比マイナス2.9%だった。消費支出の前年比減は9カ月連続。季節調整済み前月比でも実質1.0%の減少にとどまった。
ロイターがまとめた事前調査では、前年比マイナス2.3%になると予想されていた。季調済み前月比の予測中央値はプラス0.3%となっていた。
項目別では「食料」への支出が引き続き減少した。食料の実質減少は14カ月連続となる。ガス代などの「光熱・水道」は2カ月続けてマイナスだった。
統計によると、1世帯あたりの支出額は28万6922円で、名目ベースでは前年同月比0.3%の増加となった。
*総務省の発表資料は以下のURLでご覧になれます。
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