- 2024/01/09 掲載
政策引き締めのバイアス残る=アトランタ連銀総裁
同総裁は、インフレ率を米連邦準備理事会(FRB)の目標である2%に戻すという点について、現時点では勝利を宣言するのは時期尚早との見解を表明。FRBは目先、注意深さを保つ必要があると指摘した。また、「利下げを開始する前に本当にそこまで来ているのか確認したい」と述べ、早ければ3月にも利下げが始まるという市場の期待を退けた。
さらにインフレが鈍化する一方、多くの地域で雇用が悪化し始めている兆しが見られることから、インフレ率の低下と低水準の失業率維持というFRBの2つの目標が対立するリスクは「確実に高まっている」が、まだ直接的に対立はしていないとの見解を示した。
PR
PR
PR