- 2009/07/15 掲載
マイクロソフト、クラウドサービス「Windows Azure」の商用向けサービスを11月開始
Windows Azureとは、同社のクラウドサービス基盤「Windows Azure Platform」上で動作する“クラウドOS”。実態として、データセンターなどに点在するWindows Server 2008と仮想化ソフト「Hyper-V」をベースとしたサーバ群と、リレーショナルデータベースサービスであるSQL Azureなどがオンラインで利用できるサービス。Windows Azureからは、Live Services、.NET Servicesといった各種アプリケーションサービス群が利用できる。
Windows Azureの使用料金は、計算処理1時間あたり0.12ドル、ストレージ1Gバイトあたり月額0.15ドル、ストレージトランザクション1万リクエストで0.01ドル。SQL Azureの利用料は利用量に応じて2つのコースが用意。最大1Gバイトのデータベース格納が行える9.99ドルのサービスと、最大10Gバイトの99.99ドルのサービスになる。そのほかネットワーク帯域使用料として、1Gバイトあたり0.10~0.15ドルが課金される。
日本での具体的なサービスの利用料金は明らかになっていないが、継続利用を前提とした割引や、早期導入割引、パートナー向けの割引が実施される予定。
なお、11月から開始される企業向けサービスにはSLA(サービスレベルアグリーメント)メニューも用意されるという。
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