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リモートワークは「目的」ではなく「手段」
新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、2020年4月16日、全国に緊急事態宣言が発令された。最低7割、極力8割の接触削減を実現するため、多くの企業はリモートワークを導入した。オリンピック・パラリンピック対策、そして「働き方改革」の一環として推奨されてきたリモートワークが、図らずも一気に普及することになったのである。ところが、東京商工リサーチの実施した調査によると、緊急事態宣言終了後の6月、リモートワークを「現在、実施している」と回答した企業は31.0%にとどまり、「実施したが、現在は取りやめた」と回答した企業は26.7%に上った。なぜリモートワークをやめることになったのだろうか。
約3年半で605社、延べ16万3000人の働き方を変革し、自らの会社でも全員がリモートワーク、副業、週休三日を実践しているというクロスリバー 代表取締役の越川慎司氏は、次のように語る。
「これからも、コロナのようなパンデミックだけでなく自然災害も起きますし、人口も減少します。こうした変化に対応するには、働き方の選択肢を多く持つことが重要です。その選択肢としてリモートワークは必ず必要になってきます。ただし、リモートワークすることを目的にすると失敗します。企業が目指すべきは、自らの成長と社員が働きがいの両立であり、リモートワークはあくまでその手段です」(越川氏)
今後、企業の事業継続において必要不可欠とされるリモートワークだが、定着させる方法はあるのだろうか。越川氏は、リモートワークを定着させるためには、いくつかの条件をクリアする必要があると強調する。
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