ソフォス株式会社 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2021/01/22 掲載

2021年、セキュリティの「根本的な見直し」が不可欠なワケ。検討すべき2つの視点

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
新型コロナウイルスによって社会は大きく混乱している。この混乱を好機と捉え、攻勢をかけているのがサイバー空間の攻撃者だ。人々の不安、AIを初めとする最新テクノロジー、さらに社会の混乱を組み合わせ、利用して、さまざまな攻撃をしかけている。それに対して、残念ながら日本企業は後手に回っているのが現実だ。先の見えない2021年に求められる、セキュリティ対策の再構築について解説する。

photo
セキュリティ対策の根本的なアップデートが求められている
(Photo/Getty Images)

数年前の対策では限界、急激に巧妙化・高度化したサイバー攻撃の脅威

 サイバー攻撃とセキュリティ対策は“いたちごっこ”だと言われる。攻撃が巧妙化・高度化すれば、それへの対策が練られる。するとまたそれをかいくぐる攻撃が生まれ……これが延々と繰り返される。

 ここ数年は攻撃側の巧妙化・高度化が加速しており、堅固なセキュリティ対策で自社を守っているはずの大手企業、有名企業が、サイバー攻撃の被害に遭うケースも増えている。

 特に日本企業はランサムウェアに弱い。ソフォスの調査『ランサムウェアの現状 2020年版』によれば、ランサムウェア攻撃を受けた企業のうち暗号化される前に対処できた企業の割合は、世界平均が約25%だったのに対し、日本企業は最下位の5%だった。

 日本企業がこれほどサイバー攻撃に弱い理由は、いまだに数年前のセキュリティ手法を捨てきれていないためだ。最新テクノロジー、特にAIを悪用した攻撃や、テレワークの拡大により増加したエンドポイントのリスクに対して、旧来型のファイアウォールやウイルス定義データベースに頼ったセキュリティ対策だけでは、正直厳しい。2度目の緊急事態宣言下で、テレワーク拡大も予想される。サイバー攻撃の脅威は引き続き高いと言える。

 そこで、「次世代のセキュリティ手法」として考えなくてはならないのが「サイバーキルチェーン(Cyber Kill Chain)」と「ゼロトラスト」である。企業は、この両方の要件を踏まえてセキュリティ対策を練る必要がある。

この記事の続き >>
・「サイバーキルチェーン」と「ゼロトラスト」の両輪がなぜ重要か
・AIを含む機能の豊富さとEDRでエンドポイント保護
・2021年、セキュリティ対策をアップデートせよ

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!

  • ここでしか見られない

    2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!

  • 完全無料

    登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!

  • トレンドを聞いて学ぶ

    年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!

  • 興味関心のみ厳選

    トピック(タグ)をフォローして自動収集!

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます


処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます