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  • 2020/08/19 掲載

圧倒的なITエンジニア不足で迎える2025年、「日本型DX」を成功させる秘訣とは

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「ウィズコロナ」の状況下で「2025年の崖」が訪れようとする中、デジタルトランスフォーメーション(DX)の実現は喫緊の課題だ。しかしDXに取り組もうにも何をやれば良いかわからなかったり、なかなか前進できなかったりというケースも少なくない。こうした現状を乗り越えるには、日本の現状に即した「日本型DX」の実現を進める必要がある。それはどのようなプロセスや考え方で進めていけば良いのだろうか。

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圧倒的エンジニア不足の環境下でDXを成功させるためには
(Photo/Getty Images)

経営環境の変化に大きな影響を与える「ITエンジニア不足」

 新型コロナウイルスの影響を始め、今企業を取り巻く環境は大きく変化しており、多くの企業がその適応に苦労している。さまざまな環境の変化が指摘される中、中長期的なものとして特に影響が大きいとされるのが「ITエンジニア不足」だ。

 経済産業省によると、IT人材の需要は2015年から2020年にかけて大きく増えているにもかかわらず供給はほぼ変わっておらず、2030年には需要の半分しか供給が満たされないと予測されている。

 経済産業省は、上記のような懸念を「2025年の崖」として指摘するとともに、デジタルトランスフォーメーション(DX)の必要性を強く説いている。

 だがひと口にDXと言っても、ITエンジニアの不足が明らかになっている日本では、欧米のそれとはかなり事情が異なる。「そもそも何をやればいいのかわからない」、「とりあえず取り組み始めたもののなかなか前に進まない」といった声も根強い。

 では、「日本企業における正しいDXの進め方」はどのようなものだろうか。

この記事の続き >>
・DX推進の前に、経営層と現場の認識の差を理解せよ
・「日本型DX」の実現には現場で作れるRPAが最適である
・RPA活用と「人材育成」はセットで考える

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