クラウドやHCIは「常識」に、データ保護はどのように進化すべきか?
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クラウドとHCIの台頭が変えたデータ保護の要件
ここ数年で、企業ITのインフラに進化をもたらした大きなトピックスは「クラウド」と「ハイパーコンバージドインフラ(HCI)」の2つだろう。クラウドは、もはや一般的な選択肢になった。セキュリティに対する漠然とした懸念が払拭され、マネージドサービスを手がけるベンダーが増加したことが、クラウド浸透の背景にある。
クラウドの使い方も洗練されてきた。従来のように「何でもクラウド」ではなく、クラウドに適したシステムを見極めたうえでクラウドに移行し、結果的にハイブリッドクラウドになるケースが増えている。
HCIの進化も著しい。すでにHCIは、オンプレミス環境刷新の有力な選択肢となった。それは、中小企業でも仮想化技術の活用が進み、仮想化と親和性の高いHCIが注目されているからにほかならない。
一般的なx86サーバにコンピューティング機能とストレージ機能を統合したHCIは、サーバやストレージなどの物理インフラをソフトウェアで制御可能にする。HCIにより、リソースの有効活用やハードウェアの初期投資コスト抑制といったメリットが期待できるのだ。
このように、クラウドや仮想環境が一般的となり現在は、さまざまなITインフラ上にデータが保存、管理される時代になっているのである。では、さまざまな場所に分散して保存、管理されているデータを、企業はいかにして保護すれば良いのだろうか。
たとえば、ITシステムをPaaS上に移行する企業の中には、クラウドをバックアップデータの保管場所としたり、クラウドをDRサイトとして活用したりするケースが増えている。さらに、バックアップアプライアンスの導入に合わせて、クラウドとオンプレミスで共通のバックアップの仕組みを模索する企業も増えている。
ITインフラの進化に伴って、データ保護に求められる要件も変わってきた。ここからは、進化するITインフラの「データ保護」に求められるポイントを、5つの観点から見ていこう。
・今後のデータ保護/データ復旧にはどんな視点が必要か
・「HCIとクラウド」のデータ保護に有用な機能とは
・ストレージの「スモールスタートとスケールアウト 」を実現するには
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