9割の企業が「役に立っていない」と非難するデータレイクを“宝物”にする方法
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データ活用の場面では新しいニーズが登場している
現在、データを取り巻く環境は複雑化している。オンプレミスやクラウドの企業情報システムはもちろん、IoTを始めとする各種センサーやスマートデバイスなど、これまでなかったような新しいソースからデータが取得できたり、協力会社やサプライヤーなどとデータ交換することが、もはや当たり前となっているからだ。こうした中、「データそのものに新しい要求、業務要件が生まれてきている」と語るのは、Talend カスタマーサクセス シニアマネージャーの正金 秀規氏だ。
その一方で、企業は競争力の維持が求められる。「ビジネスの俊敏性は企業にとって、最重要な課題になっている」と正金氏は強調する。意思決定のためには、迅速かつリアルタイムなデータ分析が必要となっている。データサイエンティストだけでなく、現場でもデータ分析したいという要望も増えているという。
「昨今の企業はデータをより効率的に活用するために、従来より迅速で、多くの人が利用でき、かつ費用対効果の高い優れた分析環境を求めているのです」(正金氏)
しかし、それは簡単なことではない。何らかのデータ分析基盤を入れてはみるものの、「さまざまなソースやストレージから発生した生データを統合し、“洞察を導く”データにするために、多大な手間をかけているのが現状だ」と正金氏は断じる。
実際、ガートナー社の調査によると、2020年までにデジタルプラットフォーム構築に要する時間とコストの約6割が、「データ統合」の作業に費やされるという。
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