“マイクロソフト流”働き方改革のコツと、改革をドライブするデバイス活用
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働き方を改善する際のポイントは“量”と“質”にあり
多かれ少なかれ、ほとんどの企業は「働き方改革」に取り組んでいるはずだが、単なるお題目ではなく、実効性を伴った改革にするのは難しい。実際に、働き方改革に成功している企業は10%に満たないというようなデータもある。では、成功した10%の企業は、他の企業と何が違うのだろうか。
「働き方を改善する際のポイントは“量”と“質”にあります」と語るのは、日本マイクロソフト Microsoft 365ビジネス本部 シニアビジネスディベロップメントマネージャー 黄瀬 隆律氏だ。
「まず移動や隙間時間などの無駄な拘束時間(量)をなくし、本来の労働時間を確保して効率(質)を上げることが重要です。我々の働き方改革とは、単に労働者目線の改革ではなく、ビジネスを成功につなげ、企業の成長をドライブすることを目的にしている改革です」(黄瀬氏)
実は、日本マイクロソフトは2011年に本社に移転したが、そこから働き方改革を抜本的に推進するプロジェクトが立ち上がった。同社では、ハードウェアやソフトウェアの仕組みだけでなく、HR(人事)や労務などの管理なども、改革に合わせて変えてきたという。
日本マイクロソフトの品川オフィスには、社員の人数分の席は置かれていない。いつどこで働いてもよいフリースタイルが確立された。もちろん、オフィスのデスクに書類は一切なく、会議もペーパーレスだ。また社員宛ての郵便物などの受け取りは、専用メールボックスを数日ごとにチェックしているそうだ。
事業生産性は26%向上、ワークライフバランス満足度も40%向上
こういった働き方改革を徹底的に実践することにより、ワークライフバランス満足度+40%、事業生産性+26%、働きがい+7%、交通費-26%、女性離職率-40%、ペーパー比率-49%という目を見張る成果を上げたというから驚きだ。黄瀬氏は「注目していただきたい点は、生産性が26%向上したことはもちろんですが、それ以外にワークライフバランスが40%増となり、社員の満足度が大幅に上がったことです。つまり、いつでも、どこでも働いてよいという自由度を社員に与え、全員が満足しながら、生産性を上げていることでしょう」と胸を張る。
ここからは、日本マイクロソフトの働き方改革の極意とも言えるポイントと、そのソリューションの魅力を最大限に引き出すデバイス活用について紹介しよう。自社の働き方改革を推進するうえで、とてもよいロールモデルになるはずだ。
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