事例:なぜ三菱総研DCSは「月額で使える」仮想ファイアウォールを選択したのか
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セキュリティと品質を最優先に開発されたクラウド、仮想ファイアウォールが課題に
1970年創業の三菱総研DCSは、銀行、クレジットカードなどの金融機関向けのシステム開発を得意とするIT企業だ。主力サービスである人事給与サービス「PROSRV(プロサーブ)」は、受託数2,000事業所と我が国トップクラスの実績を誇る。また、自社データセンター「千葉情報センター」を核に、アウトソーシングやBPO業務にも強みを持つ。2004年からは三菱総合研究所グループの一員となり、シンクタンクからコンサルティング、ソリューション、BPOまでを一貫して提供できる、日本でも数少ない企業集団として活躍している。同社は、2016年10月、「FINEQloud」という独自のクラウドサービスの提供を開始した。その狙いについて、技術推進事業本部 技術企画統括部長 竹中 一博氏は次のように説明する。
「弊社は、セキュリティの厳しい金融機関のお客様向けのシステムを開発・運用することを得意としています。ただし、クラウドという観点では、十分とはいえませんでした。そこで、金融のお客様にも安心して活用いただけるクラウドを目指して、ゼロから設計・開発したのがFINEQloudです。金融機関システムの安全対策を定めたFISCの安全対策基準、クレジットカードの情報セキュリティ基準であるPCIDSSに準拠し、セキュリティと品質に徹底的にこだわりました」(竹中氏)
2016年10月のリリース後は、金融機関をはじめとする多くの企業がFINEQloudを活用している。ただし、セキュリティを確保するうえで重要なサービスである仮想ファイアウォールに関しては、さらなるブラッシュアップが求められていた。
「FINEQloudのリリースに合わせて、オープンソースの仮想ファイアウォールを準備・提供しました。ただし、オープンソースのため、運用・サポートの負荷が大きく、金融機関のお客様にさらに安心して使っていただける、より高機能・高信頼なファイアウォールが求められていたのです」(竹中氏)
・決め手は、実績のある製品の「月額ライセンス」
・「繁忙期だけ」「検証用に」…多様なニーズに柔軟かつ低コストで対応
・運用管理のコスト圧縮といった効果も
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