マルチクラウド時代、データセンター活用に求められる「もう一つのポイント」
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複雑化を増す企業のデータセンター活用
「デジタル変革」の時代に、ITの役割はますます重要性を増している。ある調査によると、2021年までに、日本企業の3割がデジタルビジネスに向けてデータセンター戦略の見直しに着手するという。しかし、実際にデータセンターをデジタルビジネスの拡大に生かせる企業は、全体の1割未満という見立てである。一方で、パブリッククラウドの利用は着実に進展している。データの蓄積、あるいは基幹系の業務処理はオンプレのITインフラが担い、分析系や多くのコンピューティングリソースを要する処理をクラウドが担うなどのように、「インフラ調達を最適化する」というニーズに対して、ハイブリッドクラウドは有効だ。
さらにそのクラウド活用もどこか1社ではなく、複数のクラウドサービスを組み合わせる「マルチクラウド」も多くの企業が直面している現実だ。
その結果、自社が活用するデータセンターに求められる要件も変わってきた。従来のように、オンプレミス中心の時代は、いわゆる場所を貸し出すコロケーションサービスが中心だったが、ハイブリッドクラウドやマルチクラウドといった複数のサービスを使い分けたいというニーズが高まるにつれ、インフラ環境を柔軟に変更し、各サービスを連携できることが求められているのである。
さらにクラウドとオンプレ間のネットワークを支える通信網も複雑化している。インターネット回線経由で問題がない通信もあれば、閉域網の活用が求められるケースもある。ネットワークにしてもクラウドにしても、それぞれのサービスには一長一短があり、これを組み合わせて活用したい、あるいは活用せざるをえないという状況に直面するケースは少なくない。しかし、数が増えれば管理も複雑化する。こうした課題をどうひも解いていけばよいのだろうか。
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