セキュリティ対策は問診ではなく検診を!コストとリソースが限られた中での第一歩とは
- ありがとうございます!
- いいね!した記事一覧をみる
セキュリティ被害、中堅中小企業は打ち手なし?
大企業でさえも高度化するセキュリティ対策に手を焼いている中、資金・人的リソースの不足しがちな中堅中小企業では、事態はさらに深刻だととらえるべきだろう。特に昨今では海外展開をしていたり、目指したりする中堅中小企業も増えた。そうした企業は、セキュリティの意識を根本から変える必要があると、セキュリティベンダー各社の製品・ソリューションを多数扱っているソフトバンク コマース&サービスの鈴木善敬 氏は強調する。
「これまでは、日本語という言語の壁によって、日本企業はある程度守られてきました。しかし、グローバルでビジネス展開すれば、もはや言語の壁は意味を持ちません。むしろ、海外のセキュリティ対策を基準に必要な措置を考えるべきですが、どうしても出遅れています。また、国内でのみ活動している企業であっても、犯罪者が日本語を使うようになり、巧妙にだます手口も増えています」(鈴木氏)
しかし、対策を取ろうにも、ほとんどの企業は、現状さえなかなか正確に把握できていない実情があると、ソフトバンク コマース&サービス 邑井一郎 氏は指摘する。
「最近、さまざまなセキュリティに関する事件が起きたため、いきなり経営者に自社のセキュリティ対策状況について聞かれたご担当者もいると思います。ところが日々セキュリティの脅威は進化しているのはご存じのとおりです。そのため、経営者の言葉に十分対策ができていると胸を張って答えられる方は限られるのではないでしょうか。もちろん、自社の対策状況を把握するにもそれなりのコストもかかります。予算もリソースも限られているのに、『何をしたらいいのかわからない』という悲鳴のような声を聞くことが増えてきました」(邑井氏)
では、こうした担当者がとるべき最初の一手とは、何なのだろうか。
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!