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- 2026/10/19 17:15 掲載
AIが生成した「実在しない女性」に会いに男性が2,000km近く移動 AI作成者は販売目的
報道によると、男性は10月9日(金)にインペラトリスを出発し、11日(日)にミナスジェライス州の州都ベロオリゾンテに到着した。移動距離は2,000kmに及ぶという。持ち物を売ってバス代にした。
相手は、TikTokで「Jessica Oliveira」(別名「Jessica Fazendeira」)として知られた、30万人超のフォロワーを持つAI生成のキャラクター。夫を亡くした農場暮らしの女性という設定で、動画では視聴者に向けて「農場に来て、もう一生働かなくていい」という趣旨を語っていた。特定の男性への約束ではなく、公開動画での呼びかけだった。
男性は写真を手に現地で探し、住民に尋ね、地元ラジオ局Radio Itatiaiaに相談して、実在しないことが分かった。所持金が尽き、市の支援でバスの切符が手配され、10月15日(木)にインペラトリスへ戻ったとされる。本人は地元メディアに、後悔はしていない、また別の人を探すという趣旨を語った。
アカウントの作成者は匿名でG1の取材に応じ、「フォロワーを集めて商品を販売するために作った」と説明した。キャラクターは2025年に作られたという。男性との会話は否定し、男性が動画を見て「来てほしいと言われている」と受け取ったのではないかと推測した。第三者が動画を使って別のプラットフォームで男性に連絡した可能性は分からないとし、反響に怯えていると述べた。アカウントは10月14日に削除された。
ミナスジェライス州民警察は、被害届は受理していないという。AIでキャラクターを作ること自体は犯罪ではないが、詐欺や不正な利益を目的に使えば責任を問われる可能性があるとし、オンラインの相手の身元を確認し、旅行の前に送金や個人情報の提供をしないよう呼びかけた。
では、この出来事は従来のロマンス詐欺と何が違い、TikTokなどのプラットフォームの規定は何を求めているのか。
・男性と作成者の説明は、どこで食い違うのか
・TikTokが9月に施行した「AIラベル」規定の中身
・送金前に疑うべきサインと、企業・個人の備え
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