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  • 2023/05/15 掲載

東京で「S.RIDE」タクシー急増中のワケ、社長が語ったソニーGのAI技術と緻密な“群戦略”

連載:MaaS時代の明日の都市

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東京を中心に生活に根付きつつあるタクシー配車アプリ。スマートフォンのアプリでタクシーを配車したり決済したりする仕組みを持ち、Uber TaxiやGO、DiDiなど競争が激化している。そんな中、東京都内で利用者を伸ばしているのが、ソニーグループの技術をフル活用した「S.RIDE」だ。そもそもなぜ、ソニーグループがタクシー業界に参入したのか。成長の理由と今後の戦略からソニー・ホンダモビリティとの関係まで、同社代表取締役社長の西浦賢治氏を直撃した。
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S.RIDEのタクシー車両。AIをはじめ、ソニーグループの技術力を活用したサービスによって、タクシー会社にも意外なメリットをもたらしているようだ
(写真:筆者撮影)

都内のタクシー「3台に1台」が対応するS.RIDE

 東京で生活していると、以前とはタクシーの姿が変わっていることに気づく。1つはトヨタ自動車が送り出したタクシー専用車「JPN TAXI」(ジャパンタクシー)が増えたこと。もう1つはドアの部分にタクシーアプリの名前を掲げた車両が目につくようになったことだ。

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トヨタのJPN TAXI
(出典:トヨタ自動車)

 中でも都内でひんぱんに見かけるのが、ソニーグループのAIをはじめとしたIT関連の技術力を活用して開発したタクシーアプリ「S.RIDE」(エスライド)だ。現在このアプリに対応した車両は都内だけで1万台、言い換えると「3台に1台」の割合になるそうで、配車件数は新型コロナウイルス感染症の影響が続いた2022年も、前年の倍以上に増えているという。

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S.RIDEアプリの利用状況。2022年は前年比で配車件数が2.3倍に伸びた
(出典:S.RIDE)

なぜソニーグループがタクシー? 社長の答え

 なぜソニーグループがタクシーに関わっているのだろうか。今回、S.RIDE代表取締役社長の西浦賢治氏へのインタビューで、最初に尋ねたのはこの点だった。 【次ページ】タクシー業界参入の理由、ソニーグループのAI/ITを活用
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