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- 2024/12/12 掲載
日銀政策金利「まさかの」2%到達が「現実味」を帯びている3つの理由(2/2)
【連載】エコノミスト藤代宏一の「金融政策徹底解剖」
【1点目】家計の所得や利息収支の改善をもたらす利上げ
1つ目は利上げがマクロ的な家計の金利収支改善(預金や債券からの受取利息、住宅ローンの支払利息など)をもたらすこと。日銀が4月に公表した金融システムレポート(FSR)には「マクロ的に見ると、家計部門においては、金利関連資産が負債を大きく上回っている。景気改善とそのもとでの金利上昇は、家計の所得や利息収支の改善につながることが見込まれる」と言及されている。FSRが示した試算は下記(赤線は筆者)のとおりである。
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