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- 2023/08/16 掲載
日本も世界も“本気”に? 兆単位で流通する中央銀行デジタル通貨の最前線とは
FINOLABコラム
CBDCフォーラムの設定
日本銀行は、2023年2月17日に公表した「中央銀行デジタル通貨に関する実証実験について」において4月から「パイロット実験」を実施するとし、検討作業に民間事業者の技術や知見を反映していく観点から「CBDCフォーラム(以後「フォーラム」)」の設置を発表し、4月に公募を実施、7月20日の「フォーラム」活動開始とともに、参加企業が発表された。<フォーラム参加企業>
日銀は公募を行い、以下の観点による選定を行って、参加企業を発表している。
(2) それらとフォーラムで議論・検討を行うテーマとの関連性、
(3)参加者の多様性やフォーラムで議論・検討を行う幅広いテーマをカバー
イオン銀行、静岡銀行、常陽銀行、しんきん共同センター、しんきん情報システムセンター、 セブン銀行、全国銀行資金決済ネットワーク、大和証券、大和総研、千葉銀行、 東京海上日動火災保険、日本証券クリアリング機構、野村證券、野村総合研究所、 ふくおかフィナンシャルグループ、みずほ銀行、三井住友海上火災保険、三井住友銀行、 三井住友信託銀行、三菱UFJ 銀行、ゆうちょ銀行、横浜銀行、りそなホールディングス、JPX 総研
決済サービス
インフキュリオン、キャナルペイメントサービス、ことら、ジェーシービー、トヨタファイナンシャルサービス、 ナッジ、フェリカネットワークス、マネーフォワード、メルペイ、楽天ペイメント、ローソン、au ペイメント、NTTドコモ、PayPay
ブロックチェーン関連
コインチェック、ソラミツ、トレードワルツ、BOOSTRY、Datachain、SBI R3 Japan、 Startale Labs Japan
その他(IT企業等)
セコム、ソニー、ソフトバンク、大日本印刷、日本電気、日本マイクロソフト、パナソニック コネクト、 東日本旅客鉄道、日立ソリューションズ、日立チャネルソリューションズ、BIPROGY、 NRI セキュアテクノロジーズ、NTT データ フィナンシャルテクノロジー、TIS、TOPPAN エッジ
フォーラムの運営
CBDCフォーラムの運営にあたっては、複数のワーキンググループを設置して議論を活性化していくとしており、以下のようなスケジュールが想定されている。
まず、2023年第3四半期には以下のようなワーキンググループの検討開始を予定している。
- 既存サービスとの接続方式および各種事務運行を整理したうえで、CBDCシステムとの間で取りうる接続方式について、将来性を含め、理解を深める。
- CBDCシステムと仲介機関の接続に伴う、技術面や運用面の留意点について理解を深める。 (勘定系システムとの接続やインターネットバンキングアプリ等との連携といったテーマの検討を想定)
[WG2]追加サービスとCBDCエコシステム
- CBDCの追加サービスについて概念整理や類型化を試みるとともに、CBDCシステムを「追加サービスの提供基盤」として位置づけたときに、備えることが望まれる技術的な特性や性能について検討。
- CBDCエコシステムが持続可能な形で発展するために、どのような工夫が求められるかを検討。 (CBDCのビジネス活用、追加サービスにかかるCBDCシステムの外部連携、CBDCエコシステムのデザインといったテーマの検討を想定)
さらに、2023年第4四半期以降は以下のようなテーマでワーキンググループの設定を予定しているが、内外の情勢や議論の進捗に応じて、随時変更や見直しを行うものとしている。
- KYCとユーザー認証・認可
- 新たなテクノロジーとCBDC
- ユーザーデバイスとUI/UX
- 他の決済手段との水平的共存
- 基本機能の事務フロー
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