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  • 2025/02/12 掲載

BtoB決済はなぜアツい? 3類型でみる「法人向け支出管理」の最適解

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最近のフィンテックサービスの中で盛り上がりを見せているのがBtoB決済領域である。中でも法人の支出管理は、請求書の処理や経費精算、社内稟議など多くの業務が絡んでいる一方、アナログで非効率な対応が続いている。こうした課題を解決するために、近年さまざまなフィンテックサービスが登場しているが、選択肢が多すぎるという声もある。そこで本稿で法人の支出管理業務の概要について説明した上で、この領域のサービスを大きく3つに類型化し、それぞれの特徴を説明する。
執筆:田口 周平
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3類型でみる「法人向け支出管理」の最適解とは?

(Photo/Shutterstock.com)

法人の支出管理業務とは? その一般的なフロー

 そもそも「法人の支払い管理業務」とは何を指すのか。その一連のフローを図示すると、以下のようになる。

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法人の支出管理業務の一般的なフロー
(出典:筆者作成)

 法人は日々さまざまな「支払い」を行っている。たとえば製造業における材料の仕入れや、ソフトウェア業における開発業務の委託、あるいは会食や物品購入などに伴う経費精算などだ。

 そして支払い自体は銀行振込で実行することが多いが、その前段階として当然、部署内で稟議をかける必要がある。

 加えて厄介なのは、法人の支出業務はお金を支払って終わりになるわけではない、ということだ。

 会計ソフトに取引内容を記帳する必要もあれば、受け取った請求書などは、電子帳簿保存法という法令に沿うようにタイムスタンプを押して保管する必要もある。

法人版支出管理サービスとは何か?

 前述のように、法人の支出管理業務には複数の部署による異なる観点の業務が絡んでいる。こうした業務をExcelなどの表計算ソフトを用いて管理しているケースも多いが、関係者が多く、手続きが煩雑になってしまいがちである。

 たとえば経費精算業務1つをとってみても、自社の業務フローにストレスがまったくない、と感じている人は少ないのではないだろうか。

 そこで、これらの法人の支出管理業務を効率化するために、さまざまなサービスが登場し始めている。こうしたサービスは多くの場合、支出管理業務に共通する課題を解決するために、以下のような機能を含んでいる。

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支出管理業務を効率化するための機能
(出典:筆者作成)

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法人版支出管理サービスの3類型とは?(後ほど詳しく解説します)
(作成:f9K)
【次ページ】法人版支出管理サービスの3類型と選び方とは?
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