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  • 2024/04/10 掲載

「全然楽にならない」経費精算DXの闇、“根本課題”にアプローチする手法の凄い効果

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バックオフィス部門の中でも、多くの従業員が携わるのが「経費精算領域」だ。効率化の対象となりやすいことから、あらゆる経費精算ベンダーのソリューションが登場しているが、「本当に業務が楽になった」といった効果を実感できている企業はどれだけいるだろうか。本記事では、経費精算領域のDXを推進する中で生じる課題や、経理担当者のニーズを明らかにし、経費精算業務をガラッと変えるために必要なポイントを解説する。
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数多くの経費精算ソリューションが登場する中、「本当に業務が楽になった」といった効果を実感できている企業はどれだけいるだろうか? 何が足りないのか?
(Photo/Getty Images)

バックオフィスのDXは、経営基盤強化に直結する

 生産性向上や内部統制の強化など、経営の核となる役割を担うバックオフィス部門のDXは、経営基盤強化に直結する効果がある。それほど重要なバックオフィス部門の業務の中でも、多くの従業員が携わる領域が「立替経費精算領域」だ。

 企業にとって経費精算は、多くの人員を割り当てる必要がある業務で、圧縮できないコストとして認識されていたが、ここ数年はデジタルツールを活用した効率化によりコスト削減を進めようとする動きが出始めている。しかし、課題も多い。

 企業が直面する課題は大きく3つに分類される。1つ目は経費精算業務のペーパーレス化をどう進めるかという点だ。2つ目は、テレワークでも経費精算業務を行えるよう、モバイル対応をいかに進めるかという点、3つ目はインボイス制度や電子帳簿保存法(電帳法)などの法令に対応したシステムを構築するにあたり、どのようなソリューションを選べば良いか分からない、という点だ。

 それでは、これら課題を乗り越え、いかにバックオフィス部門のDXを進めれば良いのだろうか。経費精算を実現するツールを提供するベンダーは数多く存在する中で、「導入しても作業量が変わらない」「業務フローが少し変わっただけ」などネガティブな意見も聞かれる中、本当に経費精算を変えるには何がポイントになるのか。

この記事の続き >>

  • ・経理業務が「ガラッと変わる」には何が必要か?
    ・「立替経費」「振込依頼」すら効率化されるある方法
    ・なぜ「申請者の負担減」+「承認者のチェック工数減」につながるのか?

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