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- 2022/11/08 掲載
コカ・コーラやマスターカードに投資してもよい?長期投資におすすめ「131銘柄」
「最高の企業」の条件とは?
最良の長期投資を見つけるためのカギの1つは、競合他社の一歩先を行くことができる企業の株式を購入することだ。「エコノミックモート」という用語はもともと、伝説的な投資家であるウォーレン・バフェット氏が、長期にわたって競合他社を寄せ付けない企業の能力を指すために作ったものである。米モーニングスターはこの考えに基づき、企業を「モート」、すなわち競争力の強さと持続可能性について「Wide(広い)」「Narrow(狭い)」「None(なし)」という3段階で格付けしている。なお、「Wide」のほうが高い競争優位性を示す。
米モーニングスターのアナリストの追跡対象銘柄の中で米国投資家が入手可能な最適銘柄のリストをまとめた。これらの企業は、業界の競合他社との間にWide(広い)モートを切り開くことに成功しており、今後20年以上にわたってコストを上回る利益を生み出すと米モーニングスターでは確信している。
つまり、これらの企業は、成長のための投資を行いながらも、長期にわたって投資家に確実にリターンをもたらすことができるということだ。これらの企業は競争上の優位性も安定または増大しており、これが長期的成長に対する米モーニングスターの確信を高めている。
企業の寿命と競争上の優位性は、本質的に持続可能性に結びついているため、米モーニングスターの分析では、ESG(環境、社会、ガバナンス)を考慮に入れている。最高の企業は、ビジネスに重大な影響を与える可能性のある、進化するESG問題に効果的に対応できるビジネスモデルを持っている。手抜きをしたり、過度のリスクを冒したりすることは、短期的にはうまくいくかもしれないが、こうした戦術は企業に永続的な成功をもたらすことはない。
米モーニングスターのリストを構成する企業は、予測可能なキャッシュフロー(企業に出入りする予測可能な金額)も備えているため、アナリストはそのビジネスの価値をより正確に推定することができる。これらの企業は、資金の管理方法と投資方法についても賢明な決定を下している。
以降で紹介するリストにあるすべての企業の株式を今日購入することを推奨しているわけではない。最高の企業であっても、過剰に支払えば悪い投資になる可能性がある。このリストにある多くの企業の株価は実際の価値を過大評価しているため、購入に適切な時期ではない可能性がある。それでも、これらの企業は、株式投資家のウォッチリストに不可欠だと考えられる。
このリストの企業を、その企業が競争を展開している経済の一般的セクターにしたがって以下のようにグループ化した。
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