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- 2024/08/09 掲載
乱高下にも焦らない、長期投資向きの「ブルーチップ銘柄」とは？ 具体例10社
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日経平均株価が歴史的な乱高下を見せ、新NISAで長期投資を始めたばかりの投資家にも動揺が広がっている。このような局面では冷静な判断が必要になるうえ、投資家としての“引き出し”が明暗を分けることもある。本稿では、長期投資先の選択肢として有力候補となる、時価総額が大きく現在割安な優良企業銘柄10社を紹介する。
（Photo/Shutterstock.com）
※本記事は、米国モーニングスター社の記事「10 Best Blue-Chip Stocks to Buy for the Long Term」をもとにFinTech Journal編集部が翻訳・再構成したものです。米国モーニングスターの独占的な権利に属しており、私的利用かつ非営利目的に限定します。また、米国モーニングスター及びその関連会社は、本翻訳記事の利用に関して一切の責任を負いません。
ブルーチップ銘柄とは何か？
しかし、ブルーチップ企業の定義については投資家によって異なる場合がある。ダウ平均株価のような特定の指数に含まれていることをブルーチップ銘柄に求める投資家もいる。また、配当金を支払っている企業のみをブルーチップ銘柄リストに含める投資家もいる。あるいは、ブルーチップ企業の時価総額に特定の基準を設けている投資家もいる。
本稿で紹介する、米モーニングスターが選ぶ「長期投資向けに買うべきブルーチップ銘柄リスト」に掲載されている企業には、下記の共通の特性がある。
- 米モーニングスターが発表した「2024年版保有に最適な銘柄リスト」に含まれる企業。このリストに掲載されている企業は、米モーニングスターのエコノミックモート評価（注1）がWideで、キャッシュフローが予測可能であり、資本配分について賢明な意思決定を行う経営陣に率いられている。
- 現在の株価が米モーニングスターによる推定公正価値（注2）を下回っている割安銘柄。
- 時価総額が1,000億ドル以上。
注1：エコノミックモート評価とは、米モーニングスターが企業の競争力の強さと持続可能性について「Wide（広い）」「Narrow（狭い）」「None（なし）」という3段階で評価しているものである。なお、「Wide」のほうが高い競争優位性を示す。
注2：推定公正価値は、米モーニングスターのアナリストチームが特定の株式の価値をどのように考えるかを表す。直近の収益や現在の株価の勢いといった一時的な指標ではなく、企業が将来キャッシュをどれだけ生み出すことができるかという観点に基づく。
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