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- 2023/08/24 掲載
過大評価されているアップルやエヌビディア…乗り換えるならこの「7銘柄」
アップル・テスラ・エヌビディア…大型株はいつが売り時?
あなたは入念な下調べを終えて、勝ち目のある銘柄を選んだ。だが今、株価は当初の予想に到達、あるいは上回っているかもしれない。今が売り時だろうか?これは投資における昔ながらの難題だ。何しろあなたはこの企業をよく知っており、そのストーリーに夢中になっているのかもしれない。売ってしまう代わりに自身の予測に多少の調整を加えると、現在の株価はさほど過大評価だとは思えず、今が売り時なのかどうか自信が持てなくなる。
しかし、その銘柄を手放さないことを正当化しようとして期待値を積極的に調整している自分に気づいたのならご用心だ。
短期的な市場の活況、マクロ経済的要因、あるいは単なる時代遅れの臆測など、株価が過大評価になり得る理由はさまざまだ。しかし、結局のところ、過大評価されている理由はさほど重要ではない。もしそうなったのなら、保有し続けるために過剰な正当化をするのではなく、長年保有してきた勝ち銘柄に別れを告げる時が来たということかもしれない。
米国市場では現在、株価が公正価値に近づいており、2022年10月の23%割安状態から反騰後、6月末時点ではわずか5%の過小評価となっており、あなたのポートフォリオには過大評価になりつつある銘柄がいくつかあるはずだ。アップルやテスラ、エヌビディアなど業績好調な大型銘柄は現在、1つ星または2つ星の評価となっている。今が売り時だろうか。考慮すべき点をいくつか挙げていこう。
銘柄 | 年初来パフォーマンス | スター評価(注1) |
エヌビディア | 203.2% | ★★ |
メタ | 144.5% | ★★★ |
テスラ | 111.1% | ★★★ |
ゼネラル・エレクトリック(GE) | 68.7% | ★★★ |
アマゾン | 54.8% | ★★★ |
アップル | 47.7% | ★★ |
マイクロソフト | 43.3% | ★★★ |
「私がこれまで見てきた最高の投資家たちは、最高の銘柄を判断する基準がどうあれ、優秀な銘柄を売って最高の銘柄のためのスペースを作っている」(フィデリティ ジョエル・ティリングハスト氏) 【次ページ】売却前に考慮すべきこと、過大評価株の代替銘柄「7選」
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