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- 2023/02/09 掲載
2023年も世界中で金融大波乱か? 最新市場トレンドが分かる「7つのチャート」
最新の四半期における米国市場トレンドは?
株式投資家や債券投資家にとって2022年は厳しい1年だったが、第4四半期は多少なりとも勇気づけられる期間となった。世界各国の中央銀行は積極的な金融引き締め政策を2022年末まで継続した。しかし投資家は、2023年には利上げペースの減速を期待している。インフレも最近の高水準から後退、米国の消費者物価指数(CPI)は、直近のピークが6月時点の前年比9.1%上昇だったのに対し、年末時点には同6.5%上昇に鈍化した。米国と他国との間の金利差が縮小するに伴い、2022年の大部分で急騰した米ドルも下落に転じた。このドル安によって外貨建て投資の苦境は緩和された。
第4四半期は主要なアセットクラスのすべてが上昇したが、ネットリターンがプラスで1年を終えたのは、記録的なエネルギー価格にけん引されたコモディティだけだった。投資家は、不振が予測される世界経済成長、各国の中央銀行による利上げの先送り、2023年に入って再開された中国の経済活動などを熟考する必要がある。
米モーニングスターの定量調査チームは毎四半期、最新の米国市場トレンドをレビューし、各アセットクラスのパフォーマンスを評価している。そして調査結果を、綿密な調査と市場インサイトに基づく「モーニングスター・マーケット・オブザーバー」で発表している。以降では、最新の四半期市場レビューから得られた調査結果の一部を紹介する。
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