• トップページ
  • まだUSBメモリ? 「ネットワーク分離下」で利便性とセキュリティを両立させるには

NTTテクノクロス株式会社 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2020/08/05 掲載

まだUSBメモリ? 「ネットワーク分離下」で利便性とセキュリティを両立させるには

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
多くの金融機関では、個人情報を含む機密情報を保護する目的で「ネットワーク分離」の環境下にある。データを守る上で不可欠である一方、分離したネットワーク間でのデータのやりとりが煩雑になるという問題が起きている。中間サーバを立てたり、USBメモリ使って厳格に運用したりする方法はあるが、いずれも一長一短があるのが現実だ。ここでは、その現状と現時点でベストと呼べる対策を提案する。
photo
ネットワーク分離環境であってもUSBメモリを利用したデータ授受にはリスクが付きまとう
(Photo/Getty Images)

コロナ禍でもDXを加速する金融機関、求められるセキュリティと開発のバランス

 デジタルトランスフォーメーション(DX)はあらゆる業界で進んでいるが、中でも積極的なのが金融業界だ。テクノロジー進化の影響を色濃く受けているため危機感も強く、現実にメガバンクから地方銀行、信用金庫まで、新しいサービスの開発に余念がない。

 そこで必要になるのが「データ」だ。特に個人情報は、新しいサービスの開発に不可欠だ。たとえば、2段階認証で携帯電話のSMSを利用するには、顧客の電話番号が欠かせない。もちろん、サービスによっては、顧客の氏名や口座情報なども必要になる。

 ただし、こうした情報を安易に扱うことは許されない。多くの金融機関の情報システム部門は、機密情報を厳格に管理しつつ、同時に新しいサービス開発も積極的に推進するという、難しい舵取りを求められている。

 多くの金融機関に導入されている仕組みが「ネットワーク分離」だ。個人情報や機密情報を管理するネットワークと開発用もしくは業務用ネットワークを物理的に分ける。その上で、必要なデータだけを必要な時に、あらかじめ決められた手続きに従って受け渡すのである。

 大手の金融機関では、「中間サーバ」を用いた受け渡しの仕組みを構築しているケースもあるが、それには相応のコストがかかる。このため、規模の小さい金融機関では、安価なUSBメモリを介してデータをやりとりするケースが多い。

 もちろん、USBメモリおよび手続きは厳格に管理されるが、その運用は煩雑になり、担当者がいくつものデバイスで機密情報を出し入れするため情報セキュリティの面でも不安が残る。さらに、受け渡す現場に担当者が立ち会う必要があるため、「ニューノーマル」の時代に求められるリモートワークにも対応できない。

 これらの課題を解決し、「DXの推進」「データ保護」、そして「リモートワーク」の3つを同時に実現するにはどのような手法を用いればよいのだろうか。

この記事の続き >>
・物理分離されたネットワーク間のデータを効率的にやりとりするには
・金融機関の環境から検討するべき「3つのタイプ」
・ネットワーク分離における「データ受け渡し問題」はこう解決せよ

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!

  • ここでしか見られない

    2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!

  • 完全無料

    登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!

  • トレンドを聞いて学ぶ

    年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!

  • 興味関心のみ厳選

    トピック(タグ)をフォローして自動収集!

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます