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大手地方銀行の千葉銀行は、アプリ、メタバース、デジタル広告、データ予測によるマーケティングなど、さまざまなデジタルを活用した「顧客体験の変革」の取り組みを行っている。結果、アプリ利用者が100万人を突破し、振込件数の増加による手数料の増収、年間40万時間以上の業務削減などの成果が得られたという。そのような同行のDXにまつわる取り組みと得られた成果について、同行の執行役員でデジタル戦略部長を務める柴田 秀樹氏が解説する。
千葉銀行の中期経営計画の核となる「DX戦略」とは
2023年4月にスタートした中期経営計画の取り組み指針は、「お客さま中心のビジネスモデルの進化」だ。同行の執行役員でデジタル戦略部長を務める柴田 秀樹氏は、次のように語る。
「中期経営計画の具体的な取り組み指針は、『最高の顧客体験の創造』『既存事業の質の向上』『新たな価値の提供』の3つです。さらに『価値創出の基盤』として、DX・GX・アライアンス・人的資本・グループ・ガバナンスの5つの基盤の拡充を目指しています。特に、中期経営計画の核として、DX戦略をグループ一体的に進めています」(柴田氏)
同行のDX戦略のポイントは、「パーソナライズ戦略」と「地域エコシステム戦略」の2つである。
「『地域エコシステム戦略』では、地域を面で捉えて、経済活動をつなげていくエコシステムの構築を目指しています。これは、金融ビジネスの進化とともに、非金融事業作りをベースにしたものです。具体的には、デジタルインフラ開発や業務インフラ開発、プラットフォームや新技術での事業支援、ニーズと販売のデジタル支援などです」(柴田氏)
以降では、さらに詳しい同行のDX戦略の中身と得られた成果について見ていこう。
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