ChatGPTブームで株価急騰「エヌビディア」、AI革命の勝者となるか？今後の見通しは？

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2023/04/20 掲載

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対話型の人工知能（AI）「ChatGPT」の出現により、前四半期には90%の株価急騰を記録したエヌビディア。同社は世界有数のGPUメーカーであり、非常に高い演算能力を持つGPUはAI開発に欠かせないことから、「AI革命」の真っただ中と言える現在、今後の活躍も期待される。米モーニングスターのストラテジストがエヌビディア株の今後の見通しを解説する。

執筆：Morningstar、翻訳校正：FinTech Journal編集部

エヌビディア株は「買い」か「売り」か？

（Photo/Michael Vi/Shutterstock.com）

※本記事は、米国モーニングスター社の記事「Is Nvidia Stock a Buy or Sell After Its Stunning Run?」をもとにFinTech Journal編集部が翻訳・再構成したものです。米国モーニングスターの独占的な権利に属しており、私的利用かつ非営利目的に限定します。また、米国モーニングスター及びその関連会社は、本翻訳記事の利用に関して一切の責任を負いません。

快走続けるエヌビディア、そもそもどんな企業？

　エヌビディアはコンピューティングプラットフォームにおける視覚体験を強化するディスクリートGPU（Graphics Processing Unit）の設計でトップを走る企業である。同社のチップはPCゲームやデータセンターなど、さまざまなエンドマーケットで使用されている。

　従来のGPUの用途には、コンピューター支援設計、ビデオ編集、特殊効果など、リアルなレンダリングを必要とするプロフェッショナルな視覚化アプリケーションが含まれる。

　エヌビディアは最近、GPUの重点領域として人工知能（ディープラーニング）や自動運転車などの急成長市場に取り組み、成功している。ハイパースケールとも呼ばれる超大規模クラウドベンダーは、画像認識や音声認識、ChatGPTのような大規模言語モデル、その他の形式の生成AIなどの用途向けとして、ニューラルネットワークのトレーニングにGPUを活用している。

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