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異業種からの金融業界への参入が続く中、銀行は新たな市場でのサービス提供を強化している。その中でも注目されるのが、ふくおかフィナンシャルグループのみんなの銀行である。2021年5月に開業したこの銀行は、スマホで完結する個人向けの銀行として、デジタルネイティブ層をターゲットにした斬新なビジネスモデルを展開している。みんなの銀行の戦略やシステム開発の詳細、そしてUI銀行と01Bankなどの事例を通じて、銀行業界のデジタル化の進展と未来を探る。
地銀初のデジタルバンク「みんなの銀行」のビジネスモデル
「みんなの銀行は24時間口座開設可能で、口座開設時の本人確認もビデオ通話で行います。通帳やカードはなく、バーチャルデビットカードが発行されます。ライセンスについては、銀行免許を取得しており、チャレンジャーバンクです。当初は預金系の必要最小限機能のみでリリースし、2022年7月にローン機能が開始されました」(遠藤氏)
みんなの銀行は、デジタルネイティブ層に刺さるユーザーインターフェースを目指している。システム開発面ではGoogle Cloud Platformを採用し、漸進的なスクラッチ開発を行っている。また、3段階でのビジネスを展開中で、第1段階はB2C事業、第2段階はB2B2X事業、第3段階はバンキングシステム提供事業だ。
「現在は、第1段階と第2段階のパートナー企業への金融機能の組み込みを積極的に行っています。第3段階のバンキングシステム提供事業は、システム機能を販売するもので、これからの事業です。2024年9月末の業績は、口座数で112万口座と順調に増えています」(遠藤氏)
以降では、金融業界におけるデジタルバンクとDXの取り組みについて、UI銀行と01Bankの事例などを通じて詳しく解説する。
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・地銀発デジタルバンクの多様な戦略、UI銀行と01Bankの事例
・金融機関のDX活用の取り組みにおける5つのパターンとは?
・金融ITシステムで想定すべき8つのリスクと対応策
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