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- 2024/04/25 掲載
専門家が最も魅力的と語る「再エネ銘柄 2選」カリフォルニア新規制で需要急増するのは
2032年までに「風力+太陽光」は45%まで上昇予想
米国の発電は天然ガスが燃料源として依然優勢で、2023年第4四半期には発電量の40%以上を占めた。だが、新規追加容量の圧倒的大部分は、太陽光や風力、蓄電池など再生可能エネルギーに集中している。天然ガスは米国に豊富に存在するため、低コストで、一定量の電力を安定的に供給できるという強みがある。
一方、石炭の発電に対する貢献度は、2022年第4四半期の19%から2023年第4四半期には16%に低下している。
水力発電を除く再生可能エネルギーの市場シェアは、2022年第4四半期の15.5%から2023年第4四半期には16%へと小幅ながら上昇した。同四半期の電力会社規模の発電量に占める太陽光の割合は約3.5%、風力は12.5%だった。
今後の長期展望については、風力と太陽光の合計割合は2032年までに発電量の45%近くまで上昇、現在の約3倍になると予想される。シェア拡大の大部分は石炭から奪うものになり、石炭は二酸化炭素排出量が多いため、今後も減少が続くと予想される。
再生可能エネルギーの強みは、ゼロエミッション、低コスト、税制優遇措置、平均投資規模の小ささ(大きなプロジェクトリスクがない)などである。米モーニングスターでは、今後も再生可能エネルギーが新規追加容量の大部分を占め、信頼性確保のため天然ガスも一部追加されると予想している。
過去最高を記録した太陽光、これから上昇注目されるのは……
2022年に貿易不安によってソーラーパネルの輸入が困難になった後、2023年には太陽光発電の設置が回復した。通年では太陽光発電設置が前年比60%増となり、中でも2023年第4四半期は90%増と四半期ベースで過去最高を記録した。今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
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