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日々進化を遂げるAI技術によって、製造プロセスやビジネス戦略が変わりつつある。その一例として、コロナ禍で発生した減産の危機をDX推進で乗り越えた、三菱重工業 江波工場(広島市)の取り組みを紹介する。同社では、需要予測にAIを活用して生産材料の廃棄ゼロを実現するなど、多くの成果を上げた。その取り組み内容や成功要因について、同工場でDXを推進する2人の担当者が語った。

江波工場が経験した「コロナ禍の減産」

 広島市中区にある三菱重工業 民間機セグメント江波工場は1944年に広島造船所として開所した。民間航空機の複雑な後部胴体の製造技術に強みを持ち、広さは広島市民球場6個分にも及ぶ。瀬戸内海に面する地域特性から、漁業の盛んな瀬戸内海を守るために厳格な廃棄物処理などを推進している。

 江波工場の現場でDX活動を開始する直前の2019年ごろ、民間航空機市場は今後20年でこれまでの2.5倍に拡大する見通しだった。

 三菱重工業 民間機セグメント 工作部 工務課 主任の松田 達也氏は「航空機に求められる『飛行安全』を高い品質で担保するという理念を最重要視しつつ、組織横断で生産安定・安定供給を目指し、組織横断で日々増産に向けて愚直に改善活動を実施していました」と当時の状況を説明する。

 しかし、2020年に起きたパンデミックによって事態は一変。メーカーから減産の要請が入り、生産は一気に落ち込んでしまう。危機的な状況に置かれた中、江波工場に強い思いを持つメンバーと共に、減産対応のみならず、今何をすべきかを話し合ったという。その結果、「今まで手を付けられなかったデジタル化をこの機会に進めるべき」として、現場主体でDX活動を開始することとなった。

この記事の続き >>

  • ・課題:勘と経験が招いた、生産材料の廃棄に「年6,000万円」
    ・事例:AI×需要予測で「廃棄ゼロ」も達成できた「4ステップ」
    ・「現場発」でも成功できた「3つの秘訣」

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