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サイバーセキュリティ経営に求められる「3つのポイント」
そんな同社が考える、セキュリティ対策において重要テーマとは何か。日本電気(NEC)のCISO統括オフィス統括部長である田上岳夫氏は、「ガバナンス」「アカウントアビリティ」「意識改革」という3つのアジェンダを挙げる。
1つ目が「ガバナンス」だ。近年、被害が多発しているランサムウェア攻撃も、海外現地法人をはじめとしたサプライチェーンの中の弱い部分が標的となり、そこからの侵入・感染が広がるケースが目立っている。サプライチェーン全体を視野に入れたセキュリティ対策をどう実現するかが課題になっている。
2つ目は「アカウントタビリティ」だ。田上氏は「セキュリティ対策をしていれば良い、という時代は終わりました。現在では、その取り組みを可視化し、投資家や関係者などの第三者に対して、説明する責任があります」と語る。
3つ目の「意識改革」とは、セキュリティに対する意識欠如を改善していくべきだということを指している。「たとえば、社員全員に、いかにセキュリティに対する意識を根付かせるかが課題になります。それは、セキュリティ部門の人間だけが頑張っていても、脅威を防ぎ切れないからです」(田上氏)。
これら3つの重要テーマを軸に、NECグループではセキュリティ対策の取り組みを実施しているという。具体的には、どのような点を意識しながらグループ全体を守っているのだろうか。ここからは、さらに詳しくNECグループのセキュリティ対策の取り組みを解説していく。
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・NECグループのセキュリティ全体像をわかりやすく図解
・グループ会社工場はどう守る? 重要な3つのコンセプト
・「NIST-SP800-171」をベースに作られた「独自ルール」の効果
・IT協会「IT優秀賞」の受賞につながった…評価高いプロジェクト
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