• 2024/05/02 掲載

円急伸、一時153円台=為替介入の可能性も―NY市場

時事通信社

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【ニューヨーク時事】1日のニューヨーク外国為替市場では円相場が急伸し、一時1ドル=153円ちょうどを付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の発言内容から年内の利下げ期待が維持され、日米金利差縮小を意識した円買い・ドル売りの流れが急加速した。午後5時現在は154円55~65銭と、前日同時刻比3円21銭の大幅な円高・ドル安。

一方、急速に円高に振れたことから、日本の通貨当局が為替介入を実施した可能性もある。

パウエル氏は1日まで開かれた金融政策会合後の記者会見で、インフレ鈍化持続の確信を得るまでに「予想よりも長くかかる」と表明し、金融引き締めを当面維持する考えを示唆した。その半面、市場参加者が想定していたほど年内の利下げに消極的な姿勢は示さなかったと受け止められ、小康状態だった取引が活発化。円は一時4円超急伸するなど荒い値動きを見せた。

日本政府・日銀は4月29日、5兆円規模の円買い・ドル売りの為替介入に踏み切ったとみられ、円相場が160円台から154円台に急反発する場面もあった。ただ、日米ともにしばらくは現行の金融政策を維持する見通しのため、金利差が開いたままの状態が続き、円安基調が定着するとの見方が根強い。

円は対ユーロでも買われ、1ユーロ=165円44~54銭と、2円74銭の大幅な円高・ユーロ安。

【時事通信社】 〔写真説明〕東京都内の両替店で、レートの表示を確かめる男性=4月29日(AFP時事)

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