「脱PPAPサービスは不要」、その理由とファイル送信の最適解とは?
PPAPではセキュリティ上の懸念が残る2つの理由
- パスワード付きzipファイルを送る(Password)
- パスワードを送る(Password)
- 暗号化(Angou)
- プロトコル(Protocol)
これらが示すように、PPAPではデータ共有の際、暗号化したzipファイルをメール添付で送り、別のメールで復号用のパスワードを送信する。
このPPAPが昨今敬遠されるようになった理由は、大きく2つに分けられる。1つ目は、ファイルが添付されたメールとパスワードを記載した別送のメールは、経路は変わらずメールを盗み見る「盗聴」リスクの低減にはつながらないことだ。
2つ目は、Emotet(エモテット)に代表されるような暗号化ファイルによる攻撃手法が、盛んに行われていることである。Emotetはメールアカウントなどの情報を窃取することに加え、ほかのウイルスなどへの二次感染を引き起こすマルウェアだ。攻撃者はあえてPPAPでメールを送って、受信者側のウイルス対策ソフトやマルウェア検知をかいくぐり、相手にウイルスを送り付ける。
昨今のサイバー攻撃の動向も踏まえ、PPAPを継続的に利用すると、セキュリティ上懸念点が残ってしまう。企業はどのような手法でファイルを共有すれば良いのだろうか。
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・約19%の企業が脱PPAP対策を取引先から拒否されている
・脱PPAPソリューションも「結局PPAPと変わらない」
・「脱PPAP向けサービス不要」ならばファイル送信の最適解は何か?
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