東京都 2025/06/25開催

全3回 デジタルマーケティングの法律相談

【データ活用を巡る最新法規制と対応策を網羅】

概要

会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

【講師】
TMI総合法律事務所 弁護士
寺門 峻佑(てらかど しゅんすけ) 氏

TMI総合法律事務所 弁護士
林 知宏(はやし ともひろ) 氏

TMI総合法律事務所 弁護士
榊原 颯子(さかきばら そうこ) 氏

TMI総合法律事務所 弁護士
牧 昂平(まき こうへい) 氏

【重点講義内容】
6月25日(水)
【第1回】 デジタルマーケティングの法律相談(基礎編)

デジタルマーケティングにおいては、広告主やプラットフォーム提供者など多様なプレイヤーが関与し、アクセス解析やターゲティング広告等の形でデータが活用されている。本講座では、こうした典型的なデータ活用スキームを概観したうえで、各プレイヤーに共通または個別に生じ得る法的リスクを整理した上で、個人情報該当性の判断基準、利用目的の特定・変更に関する実務上の留意点について解説する。

1.講演パート
 (1)デジタルマーケティングにおけるプレイヤー
 (2)典型的なデータ活用スキーム
 (3)各プレイヤーにおける注意すべき法的問題点
   (法的問題点の全体像)
 (4)個人情報の該当性
 (5)利用目的の特定と変更

2.パネルディスカッション
 ・容易照合性の考え方
 ・受領したデータの個人情報該当性
 ・匿名加工情報・仮名加工情報・統計情報の取扱い
 ・プライバシーポリシーにおける「利用目的」の定め方
 ・利用目的の変更の考え方

3.質疑応答/名刺交換

7月31日(木)
【第2回】 デジタルマーケティングの法律相談(委託・第三者提供編)

データ利活用の実務においては、委託先による取扱いの範囲や限界を適切に把握することが重要である。本講座では、委託と第三者提供の区別、個人関連情報の突合に伴う留意点、第三者提供に際して必要となる情報提供義務の内容、さらに第三者提供記録の具体的な作成方法について、個人情報保護法の要件を踏まえて実務対応のポイントを解説する。

1.講演パート
 (1)委託に基づく取扱いの限界
 (2)個人関連情報の突合
 (3)第三者提供時における情報提供
 (4)第三者提供記録の作成方法

2.パネルディスカッション
 ・「混ぜるな危険」の法理と対応策
 ・個人関連情報の突合における問題点(個人情報の突合との違い)
 ・第三者提供同意の同意文言
 ・第三者提供同意を得る必要のある施策の考え方
 ・典型的な第三者提供の残し方
 ・第三者提供記録を作成しなくてもよい場合
 ・共同利用者の範囲
 ・共同利用を新たに始めるときに過去のデータを使えるのか

3.質疑応答/名刺交換

8月25日(月)
【第3回】 デジタルマーケティングの法律相談(安全管理措置・発展編)

個人データを安全に取り扱うためには、安全管理措置の整備や漏えい発生時の対応体制が不可欠である。本講座では、委託先管理や外国への第三者提供に関する規制、特に海外SaaS利用時の実務対応を整理するほか、生成AIの活用における個人情報保護法上の論点を解説する。また、データの利用範囲や権限を明確化するための契約実務についても取り上げ、データビジネスの法的基盤を総合的に解説する。

1.講演パート
 (1)安全管理措置・漏えい対応
 (2)委託先の管理監督義務
 (3)外国第三者提供規制
   (海外SaaSを利用するときの実務上留意点)
 (4)生成AIに関する個人情報保護法上の論点
 (5)データの利用権限の定め方
   (データビジネスにおける契約)

2.パネルディスカッション
 ・漏えい事案を踏まえた有効な対策について
 ・委託先における違反事例を踏まえた有効な対策について
 ・海外SaaSを利用するときの実務上の留意点
 ・生成AIに関する個人情報保護法上の論点
 ・契約をレビューのポイント(対象データの範囲/
  派生データの利用権限/管理方法・セキュリティ等)

3.質疑応答/名刺交換

開催日

2025/06/25 (水) 16:00〜18:00

エリア

東京都

主催者

新社会システム総合研究所

種別

有料セミナー

ジャンル

IT戦略


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