航空機リースにおけるドキュメンテーションとリポゼッションの実務
概要
【本セミナーで得られること】
・航空機リースに関する基礎的な知識と理解
・航空機リースの終了及びリポゼッションにおける実務対応
【推奨対象】
銀行の国際融資部門、審査部門、航空関連部門、リース会社・商社等の航空機リース部門の実務担当者
【概要】
日本における航空機リースの歴史は古く、1978年の「サムライ・リース」に始まり、「日本型レバレッジド・リース」(Japanese Leveraged Lease)、通称「ジャパレバ」を経て、現在では「日本型オペレーティングリース」(Japanese Operating Lease with Call Option)、通称「JOLCO」が広く行われています。複雑な取引おいても中心となる契約は航空機のリース契約ですが、雛型がほぼ確立しているローン契約とは異なり、航空機リース契約には雛型と言えるような標準的な契約書が存在せず、リース契約書の体裁は個々の取引ごとにかなり異なったものとなっています。航空機のリース契約書は、作成するにしてもレビューするにしても、慣れていないと非常に困難な作業になると思います。
本セミナーでは、前所属事務所のクリフォードチャンス法律事務所外国法共同事業等における、ジャパレバの頃からの航空機ファイナンスの長い経験に基づいて、航空機リース契約の鍵となる条項の確認と、近年関心が高まっているリポゼッションについて、実際のリポゼッションの手続はどのようにして行われることになるか、などについて解説します。
【セミナー詳細】
1.航空機リースの基本的な仕組み
(1)ファイナンスリースとオペレーティングリース
(2)ジャパレバとJOLCO
2.航空機リース契約のドキュメンテーション
(1)航空機リース契約の構成
(2)リース期間の終了に関する規定
(3)リース期間終了後の処理に関する規定
3.航空機のリポゼッション
(1)リポゼッションとは何か
(2)占有の回復と登録の回復
(3)引渡判決の執行による占有の回復
(4)登録はどのように回復するのか
(5)ケープタウン条約はどこまで有用か
(6)抵当権実行による競売の可能性
4.質疑応答
※事前質問がございます場合は、お申し込みフォーム「連絡事項欄」もしくは「お問い合わせフォーム」にて、ご連絡ください。
※ライブ配信当日にチャットからも、随時書き込んでいただけます。
※講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。
【視聴のご案内】
●開催1営業日前の13時にメールで視聴URL(ウェビナーID/パスワード含む)とPDF資料のご案内を受講者全員にお送りします。直前にお申し込みの場合、ご案内の配信にお時間をいただく場合がございますので予めご了承ください。
●ご使用PC、ネットワークにかかるセキュリティ制限がある場合、事前に社内ご担当部署等にご確認をお願いします。
【アーカイブ視聴について】
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配信日程:2025/05/15(木)13時~2025/05/22(木)13時まで(土日祝も視聴可能)
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●会場受講の方・開催日当日にご参加いただけなかった方も後日のアーカイブ配信をご視聴いただけます。
●配信期間中は、お好きな時間に繰り返しご視聴が可能です。
●セミナー開催翌営業日13時より、ライブ配信と同様のURLから視聴可能です。
●視聴環境の確認は、「オンライン受講の流れ」をご参照ください。
【受講証明書発行可能】
社内申請やCPE単位、CPD単位等申請のため「受講証明書」が必要な方は受講後に発行が可能です。お申し込みフォーム連絡事項欄へ発行希望の旨をご記載ください。(CPE単位、CPD単位等申請にご利用の際は、申請条件についてご自身で事前確認をお願いします。弊社で単位取得を保証するものではございません。)
【複数名視聴について】
1件のお申し込みにつき1名での視聴となります。複数名での視聴にはお得な回数券をご活用ください。
エリア
オンライン
会場名
オンライン受講(弊社HPで会場受講もお選びいただけます)
主催者
セミナーインフォ
種別
有料セミナー
ジャンル
コンプライアンス・法務・監査