宇宙政策の最新動向
【内閣府/総務省/文部科学省/経済産業省/防衛省】
概要
【重点講義内容】
Ⅰ.我が国の宇宙政策について
内閣府 宇宙開発戦略推進事務局 主査
細川 奈央(ほそかわ なお) 氏
13:00~13:40
“宇宙空間”というフロンティアにおける活動を通じた経済や社会の変革は急速に進んでいます。また、宇宙開発利用を巡る国際競争が激化しており、これまで以上に宇宙政策を戦略的に進めていくことが必要とされています。こうした宇宙政策をとりまく動向、そして、それを踏まえた政府のとりくみについてご紹介します。
1.政策決定の流れ
2.宇宙政策を巡る最近の動向
3.政府の取組状況
4.質疑応答/名刺交換
Ⅱ.宇宙通信政策の最新動向と総務省における取組について
総務省 国際戦略局 宇宙通信政策課 係長
佐々木 亮(ささき りょう) 氏
13:50~14:30
昨今においては、宇宙における活動領域が拡大する中、通信インフラ・サービスの重要性が高まるとともに世界的に業界構造が変化しています。こうした宇宙政策を取り巻く状況、そしてそれらを踏まえた総務省における宇宙通信に関する取組状況についてご紹介いたします。
1.宇宙政策を巡る状況
2.我が国における宇宙政策の動向
3.宇宙分野における総務省の取組
4.質疑応答/名刺交換
Ⅲ.文部科学省における宇宙分野の研究開発の取組について
文部科学省 研究開発局 宇宙開発利用課 係長
中野 孝一(なかの こういち) 氏
14:40~15:20
文部科学省においては、宇宙航空研究開発機構(JAXA)を中心に、ロケット・衛星の開発、宇宙科学・宇宙探査の研究、国際宇宙ステーション(ISS)の利用等に取り組んでいます。本講演では、基幹ロケットや衛星の開発、宇宙戦略基金をはじめとするファンディング制度など、民間企業と深く関連する取組を中心に、その現状について紹介します。
1.宇宙政策を巡る動向と文部科学省の役割
2.宇宙開発利用の経緯及び今後の方向性
3.産業連携・ファンディング制度について
4.質疑応答/名刺交換
Ⅳ.経済産業省における宇宙産業政策について
経済産業省 製造産業局 宇宙産業課 総括係長
関口 愛彩(せきぐち あいさ) 氏
15:30~16:10
世界の宇宙産業の市場規模は毎年拡大傾向にあり、民間開放、技術革新、ベンチャーの参入等に伴い、大きな変革期にあります。 日本においても新規プレイヤーの参入など活発な動きがあるのと同時に、国際的な競争も激しさを増しており、我が国の宇宙産業が国際競争を勝ち抜き成長するにあたっては課題も存在しています。こうした課題を乗り越えるために経済産業省が取り組んでいる産業政策の方向性についてご紹介いたします。
1.宇宙産業を巡る最近の動向
2.我が国における宇宙産業の現状と課題
3.経済産業省の取組について
4.質疑応答/名刺交換
Ⅴ.宇宙空間利用に関する最新動向と防衛省・自衛隊の宇宙政策について
防衛省 防衛政策局 戦略企画参事官付 戦略第1班長
下條 岳昭(げじょう たけあき) 氏
16:20~17:00
我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中、宇宙空間の安全保障上の重要性が増大している一方で、スペースデブリの増加や対衛星兵器開発の進展など宇宙空間の安定的利用を妨げるリスクが増大している。防衛省・自衛隊では、SDA(宇宙領域把握)の強化や宇宙利用における抗たん性の強化等、宇宙空間の安定的利用を確保するための取組を行ってきた。今回は、昨年6月に策定された宇宙安全保障構想等を踏まえた、今後の防衛省の宇宙政策の方向性について詳説する。
1.宇宙空間利用に関する最新動向
2.宇宙安全保障構想等策定の背景となった防衛省・自衛隊の状況
3.防衛省の宇宙政策の方向性
4.質疑応答/名刺交換
エリア
東京都
会場名
紀尾井フォーラム
主催者
原総合知的通信システム基金
種別
有料セミナー
ジャンル
IT戦略