偽・誤情報対策と広告エコシステムの健全化
【デジタル広告市場に潜む新たなリスクと透明性の確保】
概要
【講師】
慶應義塾大学
大学院 政策・メディア研究科 特任准教授/
ジョージタウン大学 客員研究員
クロサカ タツヤ(くろさか たつや) 氏
【重点講義内容】
偽・誤情報はすでにデジタル空間に広く流布しており、地震発生に係るデマなど、社会や産業の価値を毀損する事案も生じている。またその背景にはデジタル広告等による収益化というインセンティブ構造があり、偽・誤情報とデジタル空間のマネタイズはもはや不可分な状況にある。しかしながら、一方で何らかの規律を求める際、憲法が保障する自由や権利との衝突、デジタルプラットフォームをはじめとした産業界の不調和などが発生し、その対策は容易ではない。
本講演では総務省検討会に構成員として参画し、また真正性検証技術の開発や普及に携わる立場から、その検討と今後の方向性について展望する。
1.偽・誤情報
2.アドフラウド
3.生成AIによる状況の悪化
4.広告詐欺と詐欺広告
5.真正性検証技術
6.来歴管理
7.オリジネーター・プロファイル
8.質疑応答
エリア
オンライン
主催者
新社会システム総合研究所
種別
有料セミナー
ジャンル
IT戦略