Microsoft 365の“ぬるい管理”が起こす大惨事、未対応はヤバい「3大チェックリスト」
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多くの企業が不安を抱く、Microsoft 365のセキュリティ設定
ネットワークセキュリティツールの開発・提供を行うエムオーテックス社が、1000名近くの情報システム担当者に実施したアンケート調査によると、「クラウドサービス上の機密情報の取り扱いに関して、セキュリティ対策を実施できている」と回答した担当者は8割に上る。
また、別の調査では、67%の企業が「クラウドサービス導入時にセキュリティを考慮している」と回答している。しかし、このうち「設定の見直しやログの確認を定期的に行っている」と回答した企業はたった15%にとどまる。
つまり、ひんぱんにアップデートされるクラウドサービスに対して、その対応が行き届いていない状況があるのだ。特に、あらゆる企業で利用されている「Microsoft 365」のセキュリティ設定に不安を抱いている情報システム部門が多いという。
たとえば、管理者アカウントの多要素認証、外部との情報共有の在り方、ゲストユーザーの設定・管理などがデフォルト設定のまま運営されているケースが多く、これらはインシデント発生の原因となりやすいほか、監査の複雑化も招いている。
このような状況を放置すると、どれだけ危険なのだろうか。ここからは、多くの企業が抱えるMicrosoft 365の利用に伴う課題に対し、最低限押さえておくべき「3つのポイント」を解説する。
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・77%の企業がやってない「ある設定」とは
・最低限押さえておくべき?3つのチェックリスト
・【事例】Microsoft 365の設定、放置した先の未来が悲惨なワケ
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