• 2024/05/09 掲載

PIMCO、金融緩和効果期待できる米国外の先進国債投資を拡大

ロイター

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Davide Barbuscia

[ニューヨーク 8日 ロイター] - 米大手債券運用会社パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(PIMCO)は8日、米国以外の先進国の債券投資を拡大していると明らかにした。

オーストラリアやカナダ、英国、ユーロ圏では中央銀行の金融緩和による債券相場押し上げが期待できるためだ。

ただ米国の債券については、強い経済と物価高の持続に伴って米連邦準備理事会(FRB) の利下げ経路が見えにくくなっていることを理由に、アンダーウエートとした。

PIMCOのポートフォリオマネジャー、エリン・ブラウン氏とエマニュエル・シャレフ氏は資産配分見通しリポートで「世界的な経済と市場の先行きは、地域やセクターごとに道筋が異なることを示唆している。債券市場では、緩和的な政策が今年の相場の追い風になりそうな米国外の特定国への投資を増やしつつある」と述べた。

社債市場に関してPIMCOは全般的に強気の姿勢だが、高利回り債はデフォルト増加の恐れがある点からアンダーウエートにしている。

米国の金利が以前の想定よりも高水準で推移する期間が長引きそうなことで、借り入れコスト増大に対して脆弱な商業不動産、プライベートクレジット、地銀などのセクターが最終的に重圧を受けてもおかしくないとの見方も示した。

またこうした状況から、景気後退のリスクを完全に排除することはできないという。

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