- ありがとうございます!
- いいね!した記事一覧をみる
厳しさ増す日本企業の経営環境
帝国データバンクが2011年8月に発表した、100 業界228分野の2011年度の業界ごとの景気動向の天気予測によると、「快晴」、「晴れ」、「薄日」と少しでも日が差している分野は46分野にとどまり、残り182分野に関しては少なからず忍耐や痛みを甘受せざるを得ない状況になっています。
2011年度 業界天気図の内訳と割合(単位:分野、%) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
業界天気図 | 快晴 | 晴れ | 薄日 | 曇り | 小雨 | 雨 | 雷雨 | |
2010年度 | 分野数 | 1 | 9 | 31 | 53 | 60 | 44 | 30 |
割合 | 0.4% | 3.9% | 13.6% | 23.2% | 26.3% | 19.3% | 13.2% | |
2011年度 | 分野数 | 3 | 7 | 36 | 56 | 40 | 51 | 35 |
割合 | 1.3% | 3.1% | 15.8% | 24.6% | 17.5% | 22.4% | 15.4% | |
出典:帝国データバンク: 100業界228分野の2011年度天気予測 -2011年8月- |
このような厳しい環境で企業が他社に先駆け利益を生み出す鍵となってくるのは、やはりITの活用です。経営と IT が不可分の関係になった今日、目の前に取り組むべき課題は山積しています。たとえば、大震災の経験から、BCP といわれる事業継続計画の立案と実行、モバイルやスマートフォンの活用によるワークスタイルの変革、膨大なデータの中から意思決定の根拠となる情報を抽出し、「見える化」する Business Intelligence なども、競合他社との間で競争優位を保つために積極的に取り組みたいテーマです。
しかしながら多くの企業では、目の前にやらなければいけないことがたくさんあるのに、改革が遅々として進まない「手詰まり」の状況にあることも事実です。厳しいコスト削減への要求や、セキュリティ・コンプライアンスなど高まる要件、レガシー環境への依存など、改革を妨げる障壁はたくさんあります。こうした状況を打破するためにも、経営レベルでの「トップダウンのITの改革」と「IT投資の選択と集中」が重要になってくるのです。
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!