現場力・コスト競争力を支えるデジタルモノづくり ～「人のモノづくり」と「技術のモノづくり」の融合
講演内容
1980-90年代世界を席巻していた日本製造、しかし、ここに来てその製造プロセスの効率化において欧米、中国、また東南アジアの先進企業の後塵を拝している。技能ベース、匠のモノづくりだけではやっていけない、開発から生産計画、品質保証、記録の残し方という観点も含め マニュアル作業では限界にきている。
今までオリンパスが培ってきた技能、プロセスをいかに、デジタルに移行していくか、共存していくか、「人のモノづくり」と、「技術のモノづくり」の融合という、副題で講演をさせていただきます。
講演者
SAPジャパン株式会社
チーフエグゼクティブアドバイザー
江口 和孝
Profile
・1984年にオリンパス光学工業株式会社（現オリンパス株式会社）に入社
・会津オリンパス(1985-1991)、他工場及び本部機能の品質部門で医療機器の新製品品質評価、苦情処理、品質保証体制の構築業務に従事
・2002年にオリンパスヨーロッパに駐在し、医療サービスの修理技術のグローバルネットワーク、標準化の強化を推進
・2017年から執行役員（製造修理担当）としてグローバル製造機能をリードするなかで製造DXの施策推進