工場をサイバー攻撃から守る製造システムのゼロトラスト
製造業におけるOT(Operational Technology)、製造現場での設備やシステムの制御技術において、そのセキュリティが一層、重視されつつあります。これには、IoT技術の発展でインターネットに繋がれる産業用制御システムが増え、工場全体がスマート化されITとの融合が進んでいる背景があります。今後製造業のDXが進む中でOTのセキュリティインシデントはさらに増える傾向にあると言えるでしょう。本セミナーでは、OTセキュリティ対策が必要とされている訳、ITセキュリティとの違い、また、OTセキュリティ対策を進める上でのポイントを解説します。
基調講演
電気通信大学
名誉教授
新 誠一 氏
技術研究組合制御システムセキュリティセンター元理事長,(一社)水道情報システム活用プラットフォーム研究会会長,キヤノンメディカルシステム(株)先端研究所所長,(株)アイシン取締役,(公社)計測自動制御学会名誉会員.
株式会社マクニカ
ネットワークスカンパニーセキュリティ第4事業部第1営業部第1課
三谷 一太 氏
重要インフラや製造事業者のお客様を中心に、OTセキュリティアセスメントの実施や対策ツール導入のご支援を行っています。これらの活動を通じて、お客さまのシステムを守り、運用の安全性と効率性を高めるお手伝いをしています。
Forescout Technologies Inc.
カントリーマネジャー
李奇・リチャード 氏
ネットワーク、エンドポイントセキュリティ、OTセキュリティなどの分野でエンジニア、チャンネルマネジャーの経験を持ち、2024年1月からForescoutに入社し、9月からカントリーマネジャーとして就任します。
arcserve Japan合同会社
ソリューション統括部 シニアコンサルタント
戸村 珠美 氏
国内のシステムインテグレーター入社後、複数の外資系ベンダーを経由し、Arcserve Japanに入社。Arcserve製品の技術資料作成、案件相談、セミナー講師等、プリセールスとして日々業務を推進しています。
特別講演
日本電気株式会社
CISO統括オフィス 統括部長
田上 岳夫 氏
日本電気株式会社に入社後、ネットワーク・セキュリティ技術に関する研究開発、技術支援、セキュリティコンサルティング業務を経て、現在、CISO統括オフィス長として、CISOを支え、NECグループのセキュリティ対策・CSIRTを統括
NECプラットフォームズ株式会社
セキュリティ・IT統括部 統括部長
澤田 利幸 氏
社会インフラシステムの設計業務を通じ、OTセキュリティの重要性を痛感。セキュリティ専門企業での実務を経て、現在はNECの生産子会社でセキュリティ部門を統括。製造業全体のセキュリティ底上げを目指し活動中
企業講演
ソフトバンク株式会社
法人事業統括 法人プロダクト&事業戦略本部セキュリティ事業統括部 DevSecOps推進部 1課 課長情報処理安全確保支援士(登録番号第019856号)
小林 哲 氏
鉄道業界における制御システム設計やセキュリティアセスメントの業務経験を持つ。現在はソフトバンクにてOTセキュリティ、クラウドセキュリティ領域においてサービスの技術開発を担当し、セキュリティ課題に対し技術的に支援するセキュリティエンジニアとして従事。
※フリーアドレス、携帯キャリアやプロバイダなどの個人アドレスでのお申込みをされる場合、ご参加をお断りすることがあります。
13:00 - 13:40
OTの知能化とセキュリティ対策
講演内容:
DX,IoTにエッジAIと,OTの高度化の流れが顕著である.これは,同時にOT機器がIT機器と同様のセキュリティリスクを背負うことにつながる.ITが止まればOTは動けず,OTが止まればITの意味はない.両者を視野に入れたセキュリティ対策の新潮流をお話しする.
13:40 - 14:10
工場インシデントを未然に防ぐには?~資産可視化から始める対策ステップを徹底解説~
工場などのOT環境を起点としたインシデントで注視すべき1つは、管理外デバイス(野良デバイス)の存在です。これら野良デバイスがもつ脆弱性を起点として重大なインシデントに繋がる懸念があるため、組織内のデバイスとリスク可視化は、非常に重要な取り組みとなります。しかし、「Excel台帳管理が追い付いていない」「運用上、実現が難しい」など、実施できていない企業様も多くいらっしゃるのではないでしょうか?本セッションでは、昨今のOTセキュリティを取り巻く最新脅威動向から、ITセキュリティとの違いや留意点、そして、デバイス可視化から始めるOTセキュリティの取り組みのステップをご紹介します。「改めて自社のOTセキュリティを見直したい」「組織内のデバイスを一元管理できるようになりたい」などお考えの方は、是非ご視聴ください。
14:15 - 14:45
製造業を狙ったサイバー攻撃に屈しないデータ・レジリエンスの強化
データ レジリエンスとは、サイバー攻撃等にあったとしても、データ保護と迅速な復旧力のことを言います。近年ではOTを狙ったサイバー攻撃も増えてきています。100%完璧な防御が困難な今、攻撃後のシステム障害からの迅速な復旧はセキュリティ対策の一環として重要です。このセミナーでは、OTシステムでも必要となるセキュリティを考慮したデータ保護と復旧対策について解説します。
14:50 - 15:30
NECグループのIT/OTにおけるデータドリブンセキュリティの取り組み
NECグループでは、社長から一般社員まで全員が閲覧可能なサイバーセキュリティダッシュボードにより、サイバー攻撃リスク低減のためのアクションや施策のパフォーマンス評価、社員のアウェアネス向上を実現しています。本講演では、セキュリティ対策の全体像から工場における先進事例を紹介した上で、実際のダッシュボードをご覧いただきながら、データドリブンなセキュリティ対策の取り組みや具体的な効果についてお話します。
15:35 - 16:15
スマートファクトリーにおけるOTセキュリティの課題とは
~産業制御システムの資産可視化と監視の重要性~
近年、製造の高効率化や働き手不足からスマートファクトリーが注目され、それに伴いOT(Operational Technology)セキュリティが重要視されるようになりました。本セッションでは、スマートファクトリーにおけるOTセキュリティの「ITシステムと同様の対策でいいのではないか」「OTセキュリティは何から始めたらいいのか」「過去にサイバー攻撃を受けたことがないため対策は不要ではないか」という疑問に対し解説し、有効な手段として資産の可視化とセキュリティ監視について紹介いたします。
16:00
16:35
17:10
名称
Webセミナー
製造DX時代のOTセキュリティ
日時
2024年9月24日(火)13:00 -
会場
Webセミナー(Live配信)
受講料
無料(事前登録制)
主催
SBクリエイティブ株式会社(ビジネス+IT)
協賛
株式会社マクニカ/Forescort Technologies Inc.(共同協賛)arcserve Japan 合同会社ソフトバンク株式会社ほか(随時追加)
メディア協力
ゴールドスポンサー
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