DX(デジタル・トランスフォーメーション)やデータドリブン経営の推進が進む中で、多くの企業が全社的なデータ活用に挑戦しています。しかし、健全で持続可能なデータ活用を実現するためには、重要な要素を見落としてはなりません。それが「データガバナンス」です。
データガバナンスとは、データ活用の目的を最大限に達成する一方で、リスクを最小限に抑え、組織全体のより多くの社員がデータ活用に積極的に参画できるようにするためのルールと環境を整備することです。しかし、その重要性を理解していても、実際の運用を見据えた実践的なルール構築に課題を感じている企業が少なくないのが現状です。
特に、データガバナンスは、ビジネスやIT部門だけでなく、法務部門を含めた全社横断的な取り組みを必要とします。また、急速に進化する技術や多様化するデータ活用のユースケースに対応する柔軟性も求められるため、その実現は容易ではありません。
本セミナーでは、実際の事例を交えながら、これらの課題に対する具体的なアプローチと解決策を探ります。
<こんな方におすすめ>
1. 組織横断でデータ活用を推進するDX部門の方
2. 情報管理やデータ基盤を担当する情報システム部門の方
3. データプライバシー・コンプライアンスに携わるリスク管理・法務部門の方
【こんな課題を抱える方におすすめ】
1. 社内に情報セキュリティや個人情報保護に関するルールが存在するものの、全社的なデータ活用を進める上で潜在的なリスクを十分に把握できていない。
2. データドリブン経営の推進において、部門ごとの進捗にばらつきが見られ、データマネジメントに関するルールやプロセスが未整備の状態にある。
3. データガバナンスのルールを策定するにあたり、データ品質やコスト、社員のデータリテラシーとリスク許容度といった要素の適切なバランスをどのように取るべきかが明確でない。