IT環境の複雑化に伴い変化してきたソフトウェアライセンス契約。そしてその中でも Oracle 社のライセンス契約書と使用許諾条件は世界で最も複雑とも言われています。ますます複雑化する契約体系や使用許諾条件と多岐におよぶライセンスポリシー、それらに基づいた許諾条件の解釈を理解し、ビジネスニーズとの整合性を管理、コントロールするためには、専門的な能力(ベンダーマネージャ ケイパビリティ)が求められます。残念ながらOracleベンダーマネージャという専門性の高い能力を内製化できている日本企業は非常に少ないのが実情です。そして、その能力不足に起因する膨大なコストとリスクは、今、企業の大きな負担の原因となっています。

本セミナーでは、ビジネスニーズに基づく使用許諾条件の交渉から、ULA(Unlimited License Agreement)の終了に求められる証明プロセスの管理コントロールや、Java 対策にいたるまでの重要な使用許諾条件の理解や、管理手法、交渉アプローチまでの具体的な解を詳しく解説します。

プログラム

14:00 - 15:00

いまさら聞けない、Oracleライセンスコストとコンプライアンスリスクを最小化する方法

~ Oracle DB から Java まで ~

ウチダスペクトラム株式会社

ソフトウェアライセンス契約管理コンサルタント

武内 烈

プロフィール:

IT業界では主に外資系ソフトウェアメーカにおいて約25年間の経験を持つ。
2011年4月から国際IT資産管理者協会 日本代表を務め、2019年7月から日本ベンダーマネジメント協会 代表理事。
大手外資系IT企業ではプロダクトマーケティングスペシャリストとして、ITマネジメントの分野で、エンタープライズJavaサーバー(WebLogic、WebSphere)、SAP、Oracle、ESB(Enterprise Service Bus)などからWeb Serviceテクノロジーまでの管理製品を手掛ける。
IT 資産ライフサイクル管理プロセス実装のためのAMDB・CMDB 製品開発プロジェクト、データセンターのCMDB およびワークフローの実装プロジェクト、IT資産管理(クライアント環境) MSP のサービスプロセスの開発・実装プロジェクト(CMS/サービスデスクを含む)、ライセンス管理のためのSAMプロセスおよび自動化テクノロジー (CMS/サービスデスク)の設計・実装プロジェクトなど多数のプロジェクト経験を持つ。
IT資産管理のポリシー、プロセスを、どのように自動化テクノロジーに結び、ITサービス管理戦略やロードマップとの整合性を取りながらIT資産管理プログラムを実行性の高いものにしていくのかのコンサルティングを得意とし、大手組織におけるIT資産管理プロセスとサービス管理プロセスの統合プロセス設計、自動化設計、実装プロジェクト、IT資産管理プログラムの運用教育の実績多数。
ベンダーマネジメントにおいては、Oracle、IBM、SAP などメガベンダーのライセンス契約書レビュー、契約コンプライアンス分析や、ベンダーマネージャ教育プログラム(SLAM/ SLAM for Oracle)を設計、提供している。

一般社団法人 日本ベンダーマネジメント協会 代表理事
ITIL Rエキスパート資格、SLAM Master
IAITAM 認定講師/ CITAM、CSAM、CHAMP資格
Oracle License Master - Specialized in Audit

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

セミナー概要

名称

Webセミナー

いまさら聞けない、Oracleライセンスコストとコンプライアンスリスクを最小化する方法

~ Oracle DB から Java まで ~

日時

2024年11月13日(水)14:00 - 15:00

会場

オンライン(Zoom)

定員

50 名
※同業他社、ベンダー企業の方はご参加をお断りする場合がございます。
※お申込み多数の場合は抽選制となります。

受講料

無料(事前登録制)

主催

ウチダスペクトラム株式会社

メディア協力