「Oracle Java ライセンスは、2019年4月16日以降のリリースに対して変更されました。Oracle Java SEのOracle Technology Networkライセンス契約は、以前のOracle Javaライセンスとは大きく異なります。このライセンスでは、個人的な使用や開発目的での使用など、特定の使用が無償で許可されますが、以前のOracle Javaライセンスの下で認可されたその他の使用はできなくなりました。」

上記のOracle Java の告知を目にされたという人でも、実際にOTNライセンス契約を熟読されたという人や、従前契約であるBCL(Binary Code License)契約や「特定の使用で無償で許可」などの定義を具体的に理解されている人は少ないでしょう。
その理由は、関係する多くの文書が英語版だということもありますが、全ての条件を網羅して、誰もが理解できるような文書としてまとまったドキュメントが存在しないからです。

本セミナーでは、関係する契約の条文を読み解いて解説するとともに、 Oracle Java の有償、無償の分界点を明らかにし、Javaライセンス管理のポイントを説明いたします。
さらに、2023年1月23日発表された「Oracle Java SE Universal Subscription Global Price List」に置き換わった「全従業員ライセンス」における交渉方法についても説明いたします。

※同業他社、ベンダー企業の方はご参加をお断りする場合がございます。
※お申込み多数の場合は抽選制となります。

プログラム

14:00 - 15:00

Oracle Java ライセンス管理

~知らないと損をする有償と無償の分界点~

ウチダスペクトラム株式会社

ソフトウェアライセンス契約管理コンサルタント

武内 烈

プロフィール:

IT業界では主に外資系ソフトウェアメーカーにおいて約25年間の経験をもつ。IT資産ライフサイクル管理プロセス実装のためのAMDB・CMDB 製品開発プロジェクト、データセンターのCMDB およびワークフローの実装プロジェクト、IT資産管理(クライアント環境) MSP のサービスプロセスの開発・実装プロジェクト(CMS/サービスデスクを含む)、ライセンス管理のためのSAMプロセスおよび自動化テクノロジー (CMS/サービスデスク)の設計・実装プロジェクトなど多数のプロジェクト経験を持つ。
IT資産管理のポリシー、プロセスを、どのように自動化テクノロジーに結び、ITサービス管理戦略やロードマップとの整合性を取りながらIT資産管理プログラムを実行性の高いものにしていくのかのコンサルティングを得意とし、大手組織におけるIT資産管理プロセスとサービス管理プロセスの統合プロセス設計、自動化設計、実装プロジェクト、IT資産管理プログラムの運用教育の実績多数。
ベンダーマネジメントにおいては、Oracle、IBM、SAP などメガベンダーのライセンス契約書レビュー、契約コンプライアンス分析や、ベンダーマネージャ教育プログラム(SLAM/ SLAM for Oracle)を設計、提供している。
一般社団法人 日本ベンダーマネジメント協会 代表理事
ITIL Rエキスパート資格、SLAM Master
IAITAM 認定講師/ CITAM、CSAM、CHAMP資格
Oracle License Master - Specialized in Audit

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

セミナー概要

名称

Webセミナー

Oracle Java ライセンス管理

~知らないと損をする有償と無償の分界点~

日時

2024年7月17日(水)14:00 - 15:00

会場

オンライン(Zoom)

受講料

無料(事前登録制)

主催

ウチダスペクトラム株式会社

メディア協力