SAP ERP 2027年問題を契機にDXを加速する

SAP ERP 6.0の標準保守期限が2027年に迫る中、移行すべきか、別の道を探すべきかに頭を悩ませている企業は少なくありません。一方で、企業の経営層の多くが「デジタルトランスフォーメーション(DX)」推進のため、SAP ERPの刷新に高い期待をかけています。SAP S/4HANAへの移行に伴うコストやリスク、移行することで得られるメリットをどのように捉え、自社の立場と方針を決めていくべきでしょうか。当Webセミナーではさまざまな情報を提供してまいります。

講演者

基調講演

株式会社アイ・ティ・アール

プリンシパル・アナリスト

浅利 浩一

国内製造業で生産、販売、調達、物流、会計、人事・給与、製造現場/工程システムなど、エンタープライズ全領域のアプリケーション構築に携わる。SAPの設計・展開では、国内グループ企業向け共通システム、およびグローバルシステムの構築に携わるなど、幅広い業務分野での導入経験を持つ。2002年にITR入社。現在は、ERPを中核としたエンタープライズ・システム全般、SCM、PLMを担当し、可視化からシステム化構想、製品選定、概要設計および導入支援などのプロジェクトを数多く手がけている。また、グループ/グローバルにおけるシステムの設計・構築・展開などのコンサルティングに取り組んでいる。

プログラム

13:00 - 13:40

基調講演

三位一体の経営基盤の確立

講演内容:

ITRでは、2025年度までに大企業の50%は、財務情報、非財務情報、および予算・収益情報を一元的に管理できる三位一体のシステム構築に取り組むと予測している。一方で、新たなサステナビリティ要件やビジネスのデジタル化で拡張すべきエンタープライズシステム機能も多く、適切な手法や方式の選択が求められる。社会・産業のデジタル化やスマート化は急速に進展するなか、サイバーとフィジカルを横断するデジタルデータの活用およびデータドリブンな経営基盤の確立が急務である。

株式会社アイ・ティ・アール

プリンシパル・アナリスト

浅利 浩一

13:40 - 14:10

SAP S/4HANA移行時のDX推進

講演内容:

NTTデータGSLではSAP専業企業として、豊富な「SAP S/4HANA移行」の実績があります。特に、昨今ではあらゆる企業様で、基盤システム更改と同時に「DX推進」を進めることをテーマとして掲げられています。本セッションでは弊社「i-KOU!®」サービスを利用したS/4HANA移行とDX推進事例をご紹介します。

株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ

ゼネラルビジネス事業部 シニアコンサルタント

西 翔平

14:15 - 14:45

アジャイルで実現するSAP S/4 HANA標準導入の
ポイント~システム連携によるさらなる業務効率化~

講演内容:

ビジネスのコアである基幹システムもクラウド化が進んでおり、標準機能を活用したシンプルな運用が求められています。アジャイル形式のノーアドオン・ノンカスタマイズの標準導入方法論の考え方やメリットを解説します。また、コンテンツクラウド管理プラットフォーム「Box」などの必要なサービスをEAI(ASTERIA Warp)で連携させる、SAP S/4 HANAのノーアドオン導入事例も紹介します。

株式会社Box Japan、アステリア株式会社、フリーダム株式会社

フリーダム株式会社 Senior Manager

持田 修

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

開催概要

名称

ビジネス+IT Webセミナー

基幹システム資産を活かしたデジタル変革の実現 2023 夏

日時

2023年7月4日(火)13:00 -(Live配信)

会場

Webセミナー(Live配信)

※お手元のPC・スマートフォンでご視聴いただけます

受講料

無料(事前登録制)

主催

SBクリエイティブ株式会社(ビジネス+IT)

協賛

株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ
株式会社Box Japan / アステリア株式会社 / フリーダム株式会社(共同協賛)
株式会社第一コンピュータリソース
ほか(随時追加)

メディア協力