DXの要となるIT運用最適化でサステナブルなITサービスへ

企業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みが本格化し、政府においても第2期政府共通プラットフォームへのAWS採用が決まるなど、官民におけるクラウド活用が加速しています。IT部門はオンプレミス環境の運用だけではなく、仮想環境、クラウドおよびマルチクラウド環境が混在化する、複雑なハイブリッドIT環境に直面しています。その結果、ITの現場では複雑化・属人化が進み、オペミスによるインシデント発生やコスト増、ベンダーロックイン問題が発生しています。
当セミナーではハイブリッドクラウド・マルチクラウド環境におけるシステム構築・運用・DevOpsにおける諸問題を解決する情報を提供してまいります。

講演者

株式会社デンソー

クラウドサービス部 デジタルイノベーション室

佐藤 義永

電機業界でソフトウェア開発の経験を積み、2017年(株)デンソーに入社。クラウドサービス開発チームの立ち上げに参画し、アジャイル開発を中心にソフトウェア開発現場の改善に取り組みながら日々開発を行っている。現在はインフラの開発や運用を中心として製品開発に携わり、よりよいサービスの運用を目指している。

デジタル人材育成学会(千葉工業大学)

会長(教授)

角田 仁

デジタル人材育成学会会長。千葉工業大学教授。博士(筑波大学)。デジタル人材 Japan(株)代表取締役。元東京海上日動火災保険(株)IT企画部参与(部長)及び東京海上日動システムズ(株)執行役員。東京海上時代には運用管理責任者及び情報セキュリティ責任者を務めた。また多くの運用人材・セキュリティ人材の育成も行った。システム監査技術者。

プログラム

13:00 - 13:40

基調講演

デンソーの強みを伸ばすクラウド活用

講演内容:

多くの企業において自社サービスの開発にクラウドを活用する事例が増えています。その一方で新しいサービスを開発しようとするとその技術の習得はもちろん、どのようなサービスに取り入れるべきか、どのように開発を進めればよいかなど未だに多くの壁にぶつかります。私たちのチームではクラウドを用いることでデンソーが培ってきたモノづくりの価値をより一層高めることができるのではないかと考えてきました。その考えのもと私たちのチームが取り組んできたサービス開発を振り返りながら、クラウドの活用方法を探ります。

株式会社デンソー

クラウドサービス部 デジタルイノベーション室

佐藤 義永

13:40 - 14:10

マルチクラウド時代だから始める脆弱性管理の運用実践

講演内容:

マルチクラウド環境下では、複雑なコンフィギュレーションや多様な仮想サーバー環境を抱え、多くのセキュリティ上の課題が発生しています。特に設定のミスや不適切な構成あるいは脆弱性の放置は、企業の存続を揺るがす脅威として、対策が必要です。当セッションでは、このような脅威への対策として、テナブルがどのようにお手伝いできるかを解説します。

Tenable Network Security Japan株式会社

ビジネスディベロップメントマネージャー

加藤 豪太

14:15 - 14:45

特別講演

運用複雑化時代への対処

~適切なグランドデザインと専門人材の社内育成~

講演内容:

昨今、システム運用は複雑化の一途を辿るが、その対処のポイントは、省力化・外注化・先進化を進めながらの適切なグランドデザインと、運用の専門人材であるSRE人材の社内育成である。本講演では、昨今のデジタル技術などの時代背景を踏まえ、以上の観点から対処の方向性について述べる。

デジタル人材育成学会(千葉工業大学)

会長(教授)

角田 仁

15:25 - 15:55

企業講演

14:50 - 15:20

企業講演

15:25 - 15:55

企業講演

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

セミナー概要

名称

ビジネス+IT Webセミナー

マルチクラウド時代のIT運用最適化 2023

日時

2023年6月6日(火)13:00 -

会場

Webセミナー(Live配信)

  • ※ ご自身のPCやスマートフォンで受講可能です。

受講料

無料(事前登録制)

主催

SBクリエイティブ株式会社(ビジネス+IT)

協賛

Tenable Network Security Japan株式会社
ほか(随時追加)

メディア協力