2022.10.26(水)
基調講演
神戸大学大学院経営学研究科准教授
服部 泰宏氏
特別講演
ロート製薬株式会社取締役 CHRO
髙倉 千春氏
申し込みはこちら
働き方改革の推進やコロナ禍の影響を受け、多くの企業が業務の見直し・改革に取り組んでいます。なかでもバックオフィス部門は、会社全体に関わるため、DXを推進することで会社全体の変革につながるとして注目を集めています。経理や人事、総務といったバックオフィス業務を、デジタル技術の活用によって変革し、企業の競争力を強化するバックオフィスDXが求められています。本カンファレンスではコロナパンデミック影響下で企業や組織が成長し続けるためにバックオフィス部門に求められる在り方を模索し、それらを支援するツールやソリューションをご紹介します。
神戸大学大学院経営学研究科 准教授
服部 泰宏 氏
プロフィール
髙倉 千春 氏
13:00 | 13:40
組織と従業員をつなぐ新たな価値観これからの人事の軸になるEmployee Experience
13:40 | 14:10
PERSOLの「勤怠システム」活用のポイント残業時間・有給取得管理から、社員のコンディション把握まで
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社プロダクト統括部 MITERAS部 マネジャー
高田 亮平 氏
14:15 | 14:45
人的資本に向き合う全員参画のWell-being 経営 -実践と人事の役割-
※プログラム、タイトルは、予告なく変更される場合があります。
Profile
神戸大学大学院経営学研究科准教授。神奈川県生まれ。金井壽宏門下。日本企業における組織と個人の関わりあい(組織コミットメントや心理的契約)や、経営学的な知識の普及の研究、日本・アメリカ・ドイツの企業の人材採用に関する研究に従事。2018年以降は,企業内で圧倒的な成果をあげる「スター社員」に関する研究を行う。第26回組織学会高宮賞論文部門(2010年)、人材育成学会論文賞(2014年)、日本の人事部「HRアワード」書籍部門最優秀賞(2016年)、 日本の人事部「HRアワード」書籍部門入賞(2019年)、労務学会賞(学術賞)および労務学会賞(奨励賞)(2020年)、組織学会高宮賞著書部門(2022年)を受賞。
1983年、農林水産省入省。1990年に米国Georgetown 大学にて、MBAを取得。1993年よりコンサルティング会社にて、新規事業に伴う組織再編、人材開発などに携わる。その後、人事に転じ、1999年ファイザー株式会社、2004年日本べクトン・ディキンソン株式会社、2006年ノバルティスファーマ株式会社の人事部長を歴任。2014年に味の素株式会社入社後は、グローバル人事部長として、グローバル戦略推進に向けた人事制度の構築をリードした。2020年4月ロート製薬株式会社に入社、人財・WellBeing経営推進本部E. Designerを経て2022年4月より現職。
奈良先端科学技術大学院大学サイバーレジリエンス構成学研究室 教授
門林 雄基 氏
サイバーレジリエンス構成学研究室にて、各国から集まった若手研究者らとともにサイバーレジリエンス強化のための先端研究に取り組む傍ら、サイバーセキュリティ分野の国際標準化、人材育成などに携わる。産業サイバーセキュリティセンター (ICSCoE) 中核人材育成プログラムにおいて、DX および国際標準分野の人材育成などを担当している。
講演内容
今注目されるEmployee Experienceについて,人事の長期的なトレンドや具体的な企業事例など,多角的な観点から迫ってみたいと思います。まず,人事管理の考え方がこれまでどのように変化して来たのか,関連して,優秀な人材の捉え方やリーダーシップの考え方がどう推移して来たのかということを説明した上で,今日,なぜ,Employee Experienceという考え方が注目されるに行ったったのかということを考えてみたいと思います。その上で,Employee Experienceの勘所についてお話をします。
講演者
PERSOLグループにおける勤怠システムを活用した「残業時間管理」「有給取得管理」における工数削減事例をご紹介します。また社員やプロジェクトチームのモチベーション把握のポイントも併せてお伝えします。
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社プロダクト統括部 MITERAS部 マネジャー
経済安全保障対応のものづくりDX時代「制御システムセキュリティ対策のための人材育成」
昨今の世界情勢を鑑みるに「サイバー攻撃から如何に生産工場を護るか」が重要課題であり、制御システムセキュリティ人材育成は必要不可欠です。経済安全保障の中でサプライチェーンの企業連携を実現するスマートファクトリー(ものづくりDX含む)の構築をする上で、制御システムセキュリティ対策の実務能力を検証しながら企業力を高めるにはどうしたら良いかをお話させていただきます。
株式会社ICS研究所代表取締役社長
村上 正志 氏
工場の装置に外付けされたPCをリモートで管理する方法
工場で使われる装置には外付けのPCが付随するものがあります。このPCのメンテナンスやOSアップデートなどを現地に出向いて行うのではなくクラウド上で対応できれば、移動時間の削減や対応要員の効率化が期待できます。それを実現できるのが、Azure Virtual Desktopです。
東京エレクトロン デバイス株式会社クラウドIoTカンパニーエッジクラウドソリューション部
野﨑 智弘 氏
グローバル市場進出を目指す製造業が今取り組むべきDx ナレッジストアを活用した新規事業・技術戦略設計
産業構造が大きく変化する中、様々な企業様がグローバル目線での事業開発に活路を見出そうとされていますが、新技術の成長性や市場環境などの情報収集・分析・判断は簡単ではありません。今回は経営判断の高速化をもたらすDXアプローチをご紹介します。
オリックス株式会社事業法人営業第一部 アライアンス事業推進チームマネージャー
山本 真由美 氏
人的資本が叫ばれる中、「人財」の捉え方の変遷、経産省「人的資本経営実現に向けた検討会」、人財版伊藤レポート2.0からの示唆、人的資本に向き合うロートの全員参画のWell-being経営の具体的な考え方や取り組みをご紹介し、これからの人事に求められることを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
アフターコロナの物流ロボティクス(仮)
昨今、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響もあり、新たな生活様式が一般化してきております。物流業界にも、ECサイトの普及などにより人手不足に直面している企業も多いのではないでしょうか。コロナ禍では、一時的に人員が確保できた場合もあったかもしれません。しかし、今後継続的に人員を確保することは難しいのではないでしょうか。そこで、今回は弊社のソリューションを軸にアフターコロナの物流ロボティクスについてご説明させていただきます。
ラピュタロボティクス株式会社執行役員
森 亮 氏
ファンをつくる。ファンとつくる。~94歳の菓子製造業が挑むファン作り~
昭和生まれのロングセラーを多く抱える「菓子づくり」に長けた94歳の中堅菓子メーカーが、伸び悩む売上を挽回すべく推し進めているエンドユーザーへの「ファンづくり」の取り組みを、実際の事例をもとにご紹介します。
春日井製菓販売株式会社おかしな実験室 室長
原 智彦 氏
DX時代のサイバーレジリエンス
現場でクラウドや IoT, AI の導入が待ったなしで進む中、これらを起点としたインシデントや脆弱性報告が相次いでいます。その一方で、首をすくめて最新技術を使わずに様子見していても、通り過ぎることはなく、技術が積み重なり、いまやデジタル変革の必須スキルとなっています。本講演では、デジタル変革を強力に支援するためのセキュリティ能力について紹介します。