企業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みが本格化し、政府においても第2期政府共通プラットフォームへのAWS採用が決まるなど、官民におけるクラウド活用が加速しています。IT部門はオンプレミス環境の運用だけではなく、仮想環境、クラウドおよびマルチクラウド環境が混在化する、複雑なハイブリッドIT環境に直面しています。その結果、ITの現場では複雑化・属人化が進み、オペミスによるインシデント発生やコスト増、ベンダーロックイン問題が発生しています。当Webセミナーではハイブリッドクラウド・マルチクラウド環境におけるシステム構築・運用・DevOpsにおける諸問題を解決する情報を提供してまいります。

キーノート

株式会社アイ・ティ・アール

プリンシパル・アナリスト

甲元 宏明

三菱マテリアルにおいて、モデリング/アジャイル開発によるサプライチェーン改革、CRM・eコマースなどのシステム開発、ネットワーク再構築、グループ全体のIT戦略立案を主導。欧州企業との合弁事業ではグローバルIT責任者として欧州・北米・アジアのITを統括し、IT戦略立案・ERP展開を実施。2007年より現職。 現在は、クラウド・コンピューティング、ネットワーク、ITアーキテクチャ、アジャイル開発/DevOps、開発言語/フレームワーク、OSSなどを担当し、ソリューション選定、再構築、導入などのプロジェクトを数多く手がける。ユーザー企業のITアーキテクチャ設計や、ITベンダーの事業戦略などのコンサルティングの実績も豊富。

プログラム

13:00 - 13:40

基調講演

国内企業クラウド活用動向とITインフラ運用最適化指針

講演内容:

国内企業の多くはハイブリッドクラウドを指向しており、多種多様なITインフラ環境を活用しています。しかし、そのアーキテクチャや運用方針はオンプレミス主流時代を継承して環境毎にばらばらであることが多く、無駄が多い構造になっています。本講演では、国内企業のクラウド活用動向と、ハイブリッドクラウド環境下で運用最適化を図り、成果を獲得するための指針を解説いたします。

株式会社アイ・ティ・アール

プリンシパル・アナリスト

甲元 宏明

13:40 - 14:10

DXに欠かせないクラウド活用における課題を解決するVMware Cloud on AWS

講演内容:

既存データセンターの仮想化環境からの最短ルートでクラウド移行を実現するのが「VMware Cloud on AWS」です。クラウド移行だけでなく、オンプレミス環境の拡張や災害対策などでの活用が広がっています。
本セッションではVMware Cloud on AWSの最新情報とマルチクラウド環境における課題をどのように解決するか、またVMwareのソリューションを活用した一貫性のあるクラウド運用などについて解説します。

ヴイエムウェア株式会社

クラウドサービス事業部 シニアプロジェクトマネージャー

荒井 利枝

14:15 - 14:45

オブザーバビリティで、未知で複雑な環境に備える

講演内容:

クラウドのメリットを最大限活かすためには、様々なものを組み合わせてサービスを構成していくことになり、代償として、知見の少ないサービスを導入することになったり、全体として構成が複雑になってしまうことが多くあります。そのような状況でも、システム全体の可視性を高め、何が起こっているかを理解し、トラブルに対応する力をつけるために、「オブザーバビリティ」というものが注目されています。
本セッションでは、オブザーバビリティの重要性について紹介し、どのように活用していくかをデモを交えて解説していきます。

Splunk Services Japan 合同会社

Senior Sales Engineer, Observability

大谷 和紀

14:50 - 15:20

DXが加速する今だからこそデータ管理を見直したい!
Veeamで実現するハイブリッドクラウドのススメ

講演内容:

テレワークの普及や未知の脅威など、企業を取り巻く様々な変化に対応するためにシステムのDX化が求められています。ハイブリッドクラウド環境を活用し、柔軟なシステム運用を実現するためのヒントをご紹介します。

富士通株式会社

ISVソリューション開発部 マネージャー

山内 正樹

ヴィーム・ソフトウェア株式会社

システムズ・エンジニア

比良 俊也

15:25 - 15:55

その障害、今までのやり方では対応できません!

~先進事例に見るクラウド時代の障害対策とは?

講演内容:

クラウドを中心とした新しい技術の導入に伴い、IT障害も多様化・複雑化。思わぬ要因で障害が起きるため、その対策も古い方法が通用せず新しいやり方が必要になっています。このセッションでは、障害の抑制と発生時の早期究明に成功した先進企業の事例を紹介し、クラウド時代に適合した新しいタイプの障害対策のヒントを示します。

ソーラーウインズ・ジャパン株式会社

リージョナルテクニカルマネージャー

山田 晃嗣

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

セミナー概要

名称

Webセミナー

ハイブリッドクラウド・マルチクラウド時代のIT運用最適化 2021 冬

日時

2021年12月7日(火) 13時~

会場

オンライン(Live配信)

受講料

無料(事前登録制)

主催

SBクリエイティブ株式会社(ビジネス+IT)

協賛

ヴイエムウェア株式会社
Splunk Services Japan 合同会社
富士通株式会社/ヴィーム・ソフトウェア株式会社(共同協賛)
ソーラーウインズ・ジャパン株式会社

メディア協力