コロナ禍によるリモートワーク前提社会の到来や、業務のデジタル化の推進がなされるなか、企業の情報管理・文書管理にはどのような変化がもたらされたのでしょうか?
新しい働き方の中では、領収書・請求書などの取引書類の管理や、契約書や社内文書などの管理に関する課題が浮き彫りになりました。

本セミナーでは、ビジネスプリンタや文書管理システムの有効活用、ドキュメントマネジメントに係る規格の制定・普及により、企業の業務効率や競争力強化を目指す業界団体「JBMIA(一般社団法人 ビジネス機械・情報システム産業協会)ドキュメントマネージメントシステム(DMS)部会」のキーパーソンが、国税関係取引書類の検索用QRデータ規格、インボイス制度の概要についてのご紹介とニューノーマル社会における文書管理の課題や解決策についての議論をいたします。

業務効率化や、新しい働き方への、ヒントや具体的な実例を紹介します。
ぜひご参加下さい。

講演者

株式会社リコー

ワークプレイスソリューション事業本部

宮脇 崇裕

一般社団法人 ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)のドキュメントマネージメントシステム(DMS)部会において部会長を担当。電子帳簿保存法の規制緩和に関する、国税庁との意見交換や、国税関係書類の電子化の制度および運用の普及啓蒙活動に協力。

1985年 株式会社リコー システム販売本部 入社。オフィスコンピュータ大手企業を担当し業務電子化提案に従事。その後、ネットワークソリューションのマーケティング部門にてLotusNotesによるリコーの業務改革社内実践のビジネス展開を推進。情報系ソリューション、ドキュメントソリューション商品の全国マーケティングを経て、顧客への文書管理コンサルティングも自ら実践。

 <著作物>
・日本経営協会 電子ファイリング検定 A級 B級
 指定テキスト(共著)
・東洋経済 「実践e-文書法(共著)」
 「文書管理システム導入のすすめ(共著)」
 「文書管理物語」(共著)
・JBMIA発刊「電子帳簿保存法スキャナ保存制度解説と
 検討の手引き」(共著)

リコージャパン株式会社

インテグレーション統括本部 コンサルティング推進室

佐藤 賢

2020年より「一般社団法人 ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)」のドキュメントマネージメントシステム(DMS)部会に参画。

2010年 株式会社リコー入社。国内向け複合機、システムの販売・保守を担当するリコージャパンにて中小企業、大手企業担当営業を経験のち、現部署へ異動。顧客業務のデジタル化、基幹システムの導入、電子帳簿保存法の対応支援も含めたペーパーレス化等の支援を行っている。

株式会社リコー

ワークプレイスソリューション事業本部SDC日本開発センター
第1ソリューション開発室

池ノ谷 和幸

2013年から「一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)」のドキュメントマネージメントシステム(DMS)部会に参画。文書管理の普及啓蒙活動に取り組み、これからの時代に必要となる文書管理を検討している。

2003年 株式会社リコー中途入社。国内の中小企業向けの文書管理製品の設計、開発に従事している。

富士ゼロックス株式会社

エンタープライズドキュメントソリューション事業本部
ソリューションサービス推進部 ソリューション企画グループ

植松 航志

一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)のドキュメントマネージメントシステム(DMS)部会において副部会長を担当。電子帳簿保存法の規制緩和に関する、国税庁との意見交換や、国税関係書類の電子化の制度および運用の普及啓蒙活動に協力。

2003年富士ゼロックス株式会社入社。製造業を中心に文書管理などのソリューション提案に従事。その後、海外マーケティング部に所属し、ソリューション企画を経験後、現在、ドキュメントソリューションの商品計画を担当。

キヤノンシステムアンドサポート株式会社

マーケティング統括部門 エリアマーケティング推進部

貞本 幸宏

一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)のドキュメントマネージメントシステム(DMS)部会において副部会長を担当。電子帳簿保存法の規制緩和に関する、国税庁との意見交換や、国税関係書類の電子化の制度および運用の普及啓蒙活動に協力。

1989年キヤノン販売株式会社(現キヤノンマーケティングジャパン株式会社)入社。オフィスデバイス・ITデバイスの営業を経て、社内外のファシリティーマネジメントコンサルティングを担当。現キヤノンマーケティングジャパン株式会社品川本社ビル基礎設計・ファイリングシステム導入プロジェクトに参画。併せて、製造/建築/建設領域に於ける「設計製造効率の向上」のコンサルティングも兼務し全国で設計関連業務の講演を実施。2018年よりキヤノンシステムアンドサポート株式会社へ出向し、同業務を担当。

ファシリテーター

松尾 慎司

SBクリエイティブ株式会社
ビジネス+IT編集部 編集長

システムエンジニアを経て、出版社ソフトバンクパブリッシング(現SBクリエイティブ)に入社。『UNIX USER』編集部に所属後、準会員制オンラインメディア「ビジネス+IT」の立ち上げに携わる。ビジネスとITの融合点を10年以上にわたって取材。

プログラム

セッション1

15:00~15:30

国税関係取引書類の検索用QRデータ規格
JBMS-89の説明

講演内容:

電子帳簿保存法で、領収書、請求書、納品書などの取引書類のスキャナ保存や電子取引データの電子保存が容認される中、取引日、取引先、取引の事由、金額などの情報で、すみやかに検索できるように、取引内容をQR化し、取引書類に印字するQRデータフォーマットが規格化されました。
当セッションでは、検索用QRデータ規格 JBMS-89の詳細と、当規格が普及することによって国税関係書類の電子保存が促進され、間接業務の負荷軽減によって企業の競争力向上にどのように寄与するかなどを解説します。

株式会社リコー

ワークプレイスソリューション事業本部

宮脇 崇裕

セッション2

15:30~16:00

適格請求書等保存方式(インボイス制度)の概要

講演内容:

令和5年10月1日から、消費税の仕入税額控除の方式としてインボイス制度が導入されます。当セッションでは、適格インボイスについての解説と、それによって業務がどう変化するかを解説します。

リコージャパン株式会社

インテグレーション統括本部 コンサルティング推進室

佐藤 賢

16:00~16:05

休憩

セッション3

16:05~16:50

【座談会】これからの情報管理

講演内容:

コロナ、DXの推進で新しい働き方が模索されている状況の中、企業の情報管理がどう変化しているのか?ビジネス+IT編集部と議論をいたします。

<アジェンダ(仮)>

  • ・リモートワーク(ニューノーマル)における文書管理の変化
     (契約書の手続き、押印、Web会議の議事録など)
  • ・文書管理に関する課題とリスク
  • ・文書管理の適切な方法と、企業のメリット
  • ・文書管理の実例や、今後のあるべき姿

株式会社リコー

ワークプレイスソリューション事業本部SDC日本開発センター
第1ソリューション開発室

池ノ谷 和幸

富士ゼロックス株式会社

エンタープライズドキュメントソリューション事業本部
ソリューションサービス推進部 ソリューション企画グループ

植松 航志

キヤノンシステムアンドサポート株式会社

マーケティング統括部門 エリアマーケティング推進部

貞本 幸宏

  • ※コロナ等不測の事態によってセミナー内容、登壇者は予告なく変更する場合があります。

セミナー概要

名称

Webセミナー

新しい働き方のはじめの一歩を踏み出しませんか

~ニューノーマル時代の情報管理~

日時

2021年2月26日(金)15:00 - 16:50

会場

オンライン

受講料

無料(事前登録制)

主催

一般社団法人 ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)

ドキュメントマネージメントシステム(DMS)部会

メディア協力