IoTインフラの発展、映像ストレージのクラウド化、ディープラーニングによる映像認識などの技術革新により、旧来型の「監視カメラ」は「ビデオ監視サービス(VSaaS:Video Surveillance as a Service)」へ大きな変革を開始しています。2020年へ向けて、企業の経営資産が適切に保護されているか、情報セキュリティと連携する物理セキュリティ(フィジカルセキュリティ)の重要度は増し、またビデオ監視を通じた顧客行動解析、店舗マネジメントの自動化なども期待の膨らんでいる分野です。当セミナーではビデオ監視サービスを中心に、店舗・オフィスのセキュリティやマネジメントを強化連携するための製品やソリューションに関する情報を提供してまいります。

セミナー概要

名称

ビジネス+IT セミナー

AI・IoT・クラウドで変わる
ビデオ監視サービス・セキュリティセミナー2019

日時

2019年7月23日(火)13:00 - 16:50

会場

東京コンファレンスセンター・品川 406

〒108-0075 東京都港区港南 1-9-36 アレア品川[会場地図

定員

100 名

受講料

無料(事前登録制)

主催

SBクリエイティブ株式会社(ビジネス+IT)

協賛

イーグルアイネットワークス株式会社、ソニービジネスソリューション株式会社、エヌビディア合同会社(随時追加)

メディア協力

講演者

基調講演:

公益財団法人流通経済研究所

主任研究員

三坂 昇司

2005年中央大学商学部卒業。2010年中央大学大学院戦略経営研究科(中央大学ビジネススクール)修了MBA。IT関連企業を経て、2010年より公益財団法人流通経済研究所、店頭研究開発室所属。東京医療学院大学保健医療学部非常勤講師(担当:統計学)。日本人間工学会企画担当委員。食品小売業のデータ活用(POSデータ、ID-POSデータ、ビデオ映像データ、センサーデータ等)について、食品小売業だけでなく、複数の大手食品メーカーや広告代理店などへのコンサルティング業務に従事。また、製販配企業が参画する共同研究会において、調査、店頭実験を通じた小売業の生産性を高めるための研究業務にも従事。経営戦略、マーケティングに関する視点だけでなく、人間工学視点からも研究活動を行う。

特別講演:

大阪大学

理事・副学長

八木 康史

1985年大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程了。工学博士。1985年三菱電機(株)応用機器研究所/産業システム研究所研究員。平成2年大阪大学助手、同講師、同助教授を経て、平成15年大阪大学産業科学研究所教授、平成24年 同研究所長、平成27年より大阪大学 理事・副学長(研究、産学共創、図書館担当)。データビリティフロンティア機構長、先導的学際研究機構長。コンピュータビジョン、パターン認識、ロボットビジョンの研究の従事。Asian Federation of Computer Vision Societies (Vice President)。情報処理学会フェロー。人の歩く姿から個人を識別する歩容認証技術に関して,世界初の歩容鑑定システムをリリース、その成果から、2014年、科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞 研究部門「歩容映像解析とその科学捜査利用に関する研究」受賞。2016年春、刑事裁判にて鑑定結果の証拠力が日本の裁判所で認められる。

プログラム

13:00 - 13:50

基調講演

成功事例に学ぶ「攻めのビデオ監視」
~リアル店舗活性化のためのリテールテクノロジー活用 ~

講演内容:

近年、リテールテクノロジーの進展により、店舗での新しい取り組みや新しいサービスの開発が積極的に行われるようになりました。その中でも映像データの活用には注目度が高く、買物客の店内における購買行動の分析データを、価値に変える取り組みも見られるようになりました。研究事例や企業における事例を確認し、今後のビデオ監視サービスのマーケティング施策への活用の可能性について考えたいと思います。

公益財団法人流通経済研究所

主任研究員

三坂 昇司

13:50 - 14:30

逐次通訳

"Future of Video Surveillance as a Service &
Cyber Security"

【映像監視サービスの未来はどうなるか?〜クラウドテクノロジーとサイバーセキュリティの観点から考える】

講演内容:

クラウドテクノロジーとサイバーセキュリティの観点から、映像監視サービスの未来を語ります。当社の映像監視サービスの特徴は、サイバーセキュリティ、いつでもどこでも映像監視が可能なモバイルアクセス、そしてメンテナンスフリーで常に最新を維持することができます。当講演では、映像監視サービスが今後どう展開していくか、映像監視サービスの未来を語ります。

イーグルアイネットワークス株式会社

CEO 最高経営責任者

ディーン・ドレイコ

14:30 - 14:40

休憩・ブース交流

14:40 - 15:20

AI・IoT・クラウドの時代に提案するソニーの映像情報サービス:ウェアラブルカメラからクラウド対応情報カメラサービスまで

講演内容:

アナログカメラの終焉とともに新時代への胎動を開始した映像監視の世界。
本セッションでは、クラウド経由で映像情報の共有を実現するウェアラブルカメラや、携帯基地局に設置したカメラの映像を月額提供するクラウド型情報カメラなど、新時代に向けソニーが提案するさまざまな製品や映像情報サービスをご紹介します。

ソニービジネスソリューション株式会社

マーケティング部 シニアマーケティングマネジャー

野村 幸司

15:20 - 16:00

AIが暮らしを変える、期待されるIVAの可能性

講演内容:

セキュリティの枠を超えて広がるIVA(インテリジェント・ビデオ・アナリティクス)。
様々な分野の課題解決に役立つソリューションを活用事例を交えながら紹介します。

エヌビディア合同会社

インダストリー事業部 プロダクトマネージャー

木下 一人

16:00 - 16:10

休憩・ブース交流

16:10 - 16:50

特別講演

歩き方からわかることー個人認証から健康長寿まで

講演内容:

画像処理の分野においては,人の歩き方から個人を認証することを歩容認証“Gait recognition”という。歩容認証は,個人毎で体型や動きが異なることに着目した個人認証技術で,自治体・警察支援によるスーパー防犯灯,商店街,スーパー等における防犯カメラなど,さまざまな場所に設置された防犯カメラ映像から,容疑者を特定する技術として期待されている。では,どうやって,個人認証を行うのか。本講演では、我々が提案する歩容認証技術の概要と課題、さらに、歩容を使った新たな応用である健康利用について紹介する。

大阪大学

理事・副学長

八木 康史

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

展示ブース

イーグルアイネットワークス株式会社

ワールドワイドNo.1のクラウド映像監視ソリューションであるイーグルアイクラウドVMSをご紹介します。リアルタイムでのクラウド越しのカメラモニタリング、クラウド録画機能、画像解析機能等の次世代の映像監視ソリューションをご体験ください。

ソニービジネスソリューション株式会社

ウェアラブルカメラやクラウド型情報カメラなど、ソニーの最新製品およびサービスをご紹介します。

エヌビディア合同会社

IVA(インテリジェント・ビデオ・アナリティクス)向けNVIDIAのGPUを活用した最新の行動分析のソリューションを展示いたします。
行動分析ソリューション: カメラ画像から人の動作分析、動線分析、顔認証、属性分析を最新AIで実現するソリューションです。セキュリティー向上、品質向上、省人化など様々なお客様の課題解決に貢献いたします。