マイクロストラテジー・シンポジウム

インテリジェント・エンタープライズとは、究極のデータ駆動型組織です。迅速さとガバナンス、利便性とセキュリティ、セルフとエンタープライズといった従来、反作用する要素を両立しています。ビジネスインテリジェンスを超えた変革をもたらす洞察を、ユーザー・組織・パートナーに提供してます。今日、先見性あるリーディング企業は、皆先を争ってインテリジェント・エンタープライズ化を進めています。なぜなら、インテリジェント化がもたらす競争優位こそが、未来を制するからです。 当キーノートでは、いかに組織をインテリジェント・エンタープライズへ変換するかを、事例を交えながら紹介します。

マイケル・セイラーは、MicroStrategy Incorporatedの取締役会長、最高経営責任者CEOを、1989年11月の創業以来務めています。社長職も2016年1月から従事しています。1989年11月～2000年11月、2005年1月～2012年10月の間も社長職を兼ねていました。MicroStrategy Incorporatedの創業以前は、1988年～1989年にE.I. du Pont de Nemours & Companyにてベンチャーマネージャ、1987年～1988年にFederal Group, Inc.でコンサルタント職を経験しています。マサチューセッツ工科大学で、宇宙航空学、理学、テクノロジー、社会学の理学士号を取得しています。ベストセラーとなった「The Mobile Wave」の著作があります。

2012年の「次期情報システム整備プロジェクト」に併せて、従来はメインフレームで稼働していたマーケティング活動支援システムを再構築するため、Microstrategyを導入して新ＢＩ基盤を構築しました。 Microstrategy選定の経緯と初期開発、その後の展開や最近のＰＯＳデータ活用、スマートデバイス利用などについて事例をご紹介いたします。

1982年ライオン入社。生産技術部で医薬品の担当、技術文書管理システム等の開発に従事し、1998年より統合システム部にて需給・補給管理、生産・購買管理等のシステム開発に携る。
2003年より関係会社にて検査装置の開発、導入に従事した後、2007年より統合システム部で基幹業務のリニューアルを実施する「次期情報システム整備プロジェクト」リーダーを勤め、2012年より同部部長、2018年より現職。

ビジネスインテリジェンスでは、ビッグデータの非構造型データの対応、IoTデータ活用、リアルタイムBIそしてAIとの連携などの関心が高まっています。当セッションはこれらテーマでの当社の取り組みをデモを交えて紹介します。

横浜国立大学 大学院工学研究科を1998年修了後、日本ディジタルイクイップメント株式会社(現：日本ヒューレット・パッカード株式会社)に入社。大手携帯電話事業者向けプロジェクトでのプロジェクトマネージャー、ソフトウェア部門でのプリセールスを経て、2017年より現職。

楽天グループ共通データプラットフォームは、楽天グループの中央リポジトリとゲートウェイとしてグループ各企業を対象に、グループが共有するデータとデータサービスを提供しています。データサービスは、データ収集と各種APIの提供、BIスタック、データポータル＆データカタログ、製品および顧客を中心としたデータモデル、DWH、セキュアにリアルタイムおよびバッチ処理を実行するデータレイクと分散型コンピューティングプラットフォーム、効果的なKPIダッシュボード、BI、アナリティクスとマシーンランゲージとAIを利用できるデータサイエンスソリューションといったメニューで構成されています。今回の講演では、楽天グループのハイレベルのデータアーキテクチャとBIアプローチを中心に紹介します。

2017年に楽天株式会社に入社し、楽天グループ共通データプラットフォームの取り組みをグローバルデータ統括部シニアマネージャーとしてリード。グローバルデータ統括部は、楽天グループの70以上のサービスに対する、データプラットフォームの構築、維持、そしてデータサービスの提供しています。 2017年の楽天株式会社入社以前は、Think Big Analytics, Japan (A Teradata Company)のマネージング・パートナー、 AIG Asia Pacific Regionのチーフ・データ・オフィサー、楽天株式会社のデータインサイトグループのグループマネージャーなどデータ統合とBIとアナリティクスを中心に20年超のITマネジメント・エグゼクティブとしての経験を持っています。 コンピュータサイエンスおよびアプリケーションの修士とビジネス管理者の準修士。